出版社内容情報
今なぜNPOか?社会と個人の構造改革を提言。
NPOの存在意義とは何か。活動内容からマネジメントまで、その実情と課題を解説。右肩上がり社会にはなかった、新しい生き方を提言。
福祉、環境、国際協力、学校など様々な分野に広がるNPO。その活動は、企業や行政の限界を克服し、新たな市民社会の原動力になっている。その一方、机上の理想論、脆弱な組織づくりで失敗するケースも多い。これからのNPOに何が求められているのか▲まず独自のミッション(使命)を構築することから出発する、と著者は説く。その具体例として、YMCAや淀川キリスト教病院、さらに、ヤマト運輸の小倉昌男氏が創業した「スワン・カフェ&ベーカリー」の活動を紹介。他に類を見ないオリジナルな発想が求められている▲また、マネジメントの視点から、卓越した事業展開、スタッフの人事管理、財務の基盤づくりなど、必要な戦略を解説する。著者は、長年ビジネスの現場に従事していただけに、非営利とはいえ自立できない組織では意味がないことを強調する▲豊富な事例と体験が、感動と活力ある世界を描き出す。「もう一つの生き方」を新鮮に提示する意欲作。
内容説明
福祉、環境、国際協力、学校など様々な分野に広がるNPO。その活動は、企業や行政の限界を克服し、新たな市民社会の原動力となっている。その一方、机上の理想論、脆弱な組織づくりで失敗するケースも多い。これからのNPOに何が求められているのか。独自のミッション(使命)をいかに構築するのか。さらにマネジメントの視点から、卓越した事業展開、スタッフの人事管理、財務の基盤づくりなど、必要な条件とは―。著者の豊富な体験から、感動と活力ある世界を描く。「もう一つの生き方」を提唱する意欲作。
目次
NPOの感動と活力
第1部 現代社会とNPOの役割(私たちはいま、どこにいるのか―経済突出社会の現実;豊かさの再構築)
第2部 成功の原則・失敗の原則―NPOの運営(NPOの成功とその基本原則;NPOの失敗とその予防装置)
「もう一つの生き方」へ踏み出す
著者等紹介
島田恒[シマダヒサシ]
1939年兵庫県生まれ。神戸大学経済学部卒業後、(株)クラレ入社。同社営業部長、事業企画部長などを歴任。90年に退社し、島田事務所を設立。企業およびNPOの指導・研修に携わる。京都文教大学人間学部教授。関西学院大学大学院、龍谷大学大学院などの講師も務める。2001年、桃山学院大学経営学研究科修了。経営学博士。専攻はNPO論、経営管理論。国際ボランティア学会理事。日本NPO学会、日本経営学会会員など
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