生きる思想

生きる思想

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  • サイズ B6判/ページ数 358p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784938661359
  • NDC分類 304
  • Cコード C1036

内容説明

『脱学校の社会』『脱病院化社会』『シャドウ・ワーク』等で現代社会を根底から問うてきた、今世紀最高の思想家イリイチが、人間が生きる究極に迫る最新の成果。

目次

序 カンジーの小屋からのメッセージ
1 稀少性・ニーズ・コモンズ(住まいとガレージ―住人と居住者をどう区別するか;静けさはみんなのもの;現代的な意味での貧困―〈依存〉欲求の歴史に向けて;エコ教育学とコモンズ;ホモ・エードゥカンドゥスの歴史)
2 文学・技術・身体(文字文化とコンピューター;技術とエネルギーの概念;健康・からだ・生命の概念)
附 イリイチ論文選のために準備された『エル・ガージョ・イルストラード』紙編集長の序文〈抄〉

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬参仟縁

7
1986年初出。「現代的な意味での貧困」(55頁~)。日本社会にとっては、格差が顕在化する前の話。今、AKB48の客層を考えながら考えている。彼女らの消費者は人口減少の当事者である、中年男に思えるので。中年女など苦々しくとらえているのではないか? 中年が生きる思想とは、AKBへお金を落とすことにいのちをかける人もおれば、格差を是正せよ、原発収束のためにデモをする、などと、いろいろな回路がある。会場の方々は合コンで30代独身女性と仲良くなった方が少子化に歯止めとなろうが。彼女らを推しても人口減少するのみ。2013/06/08

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