出版社内容情報
年金資産運用の考え方と管理実務がわかる本。
日本の企業年金の第一人者である著者が、年金資産運用の成功哲学および管理実務をあますところなく語った実務担当者必携の一冊。
航海には海図を欠かすことができない。では、海図があれば安全かというとそうも言い切れない。プラス経験が必要である。海図に経験が加わって、初めて安全な航海が保証できる。
▼投資理論もこの海図のようなものである。投資理論は運用には欠くことができないが、理論だけでは不十分だ。理論と経験は車の両輪であり、両方を身につけなければならない。
▼本書は、基本的な投資理論を踏まえつつ、年金資産運用の第一人者である著者の実体験をベースに書かれている。つまり、理論と経験の両方の良いところを集めた本である。
▼企業年金マネジメントに携わるすべての人が、「運用基本方針を自分の頭で考えて、自分に合うものを作る、そしてそれを守り、育てる」ことができるようになることが、本書の目的である。
●第1章 受託者責任と年金ガバナンス
●第2章 年金資産運用9つの要諦
●第3章 年金資産運用9つの疑問
●第4章 企業年金改革の軌跡
●第5章 年金における株式投資の意義
●第6章 年金資産運用改革のケーススタディー
●第7章 残された課題について
内容説明
基本資産配分を重視せよ!リバランスは確実に実行せよ!長期分散投資を徹底せよ!企業年金の第一人者による年金資産運用の成功哲学。
目次
第1章 受託者責任と年金ガバナンス
第2章 年金資産運用9つの要諦
第3章 年金資産運用9つの疑問
第4章 企業年金改革の軌跡
第5章 年金における株式投資の意義
第6章 年金資産運用改革のケーススタディ
第7章 残された課題について
著者等紹介
山口登[ヤマグチノボル]
企業年金連絡協議会会長・ジェイティービー企業年金基金副理事長。1966年、東京外国語大学卒業。同年、(株)日本交通公社入社。ロンドン、ニューヨーク勤務を経て、1997年7月よりジェイティービー厚生年金基金常務理事、2003年6月より副理事長。2002年5月より企業年金連絡協議会会長。厚生年金基金連合会において、制度改善委員会委員長、企業年金連合会検討委員会委員長、資産運用委員を務める。東京地方協議会会長基金。2003年度は「2004年改正特別委員会」委員長として法案改正の要望のとりまとめを行った。企年協主催の「企業年金制度研究連絡会」座長として、2003年度は「年金通算制度」、2004年度は「受託者責任と年金ガバナンス」の研究をしている
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