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出版社内容情報
百年前の名著が現代に蘇る!日本人必読の書。
日本の心を『茶の本』で紹介した著者が、1904年に日本の歴史・精神を紹介するために発刊した同書の現代訳。日本人必読の書である。
『茶の本』とともに岡倉天心の代表作として有名な本書。日露戦争もたけなわの1904年にニューヨークで発刊された同書は、日本の心を英文で紹介した『茶の本』と同様に、日本の文化、歴史、精神生活を広く紹介した英文著書である。
▼アメリカ、当時同盟関係を結んでいたイギリスに、日本の立場をアピールする目的で書かれた本書は、日本の歴史を通覧し、とくに維新前後の非常時局を回想していく。その日本人の使命と誇りを啓蒙する内容から、これから世界の一等国を目指そうとする自信が伝わってくる内容である。
▼刊行されるや評判となり、アメリカの知識人の間で広く知られるようになった本書は、発刊百年の今日、改めて日本人とはなにかを問い直すのにふさわしい一冊といえる。
▼『茶の本』の著者が、日露戦争という未曾有の国難に際し、欧米に「平和国家・日本」の歴史と思想を紹介した名著。百年の時を経て、いま甦る日本人必読の書である。
●第1章 アジアの夜
●第2章 繭のなか
●第3章 仏教と儒教
●第4章 内からの声
●第5章 白禍
●第6章 幕閣と大奥
●第7章 過渡期
●第8章 維新と改革
●第9章 再生
●第10章 日本と平和
内容説明
『茶の本』の著者が、日露戦争という未曽有の国難に際し、欧米に「平和国家・日本」の歴史と思想を紹介した名著。百年の時を経て、いま甦る日本人必読の書。
目次
第1章 アジアの夜
第2章 繭のなか
第3章 仏教と儒教
第4章 内からの声
第5章 白禍
第6章 幕閣と大奥
第7章 過渡期
第8章 維新と改革
第9章 再生
第10章 日本と平和
解説 先駆者、岡倉天心
著者等紹介
岡倉天心[オカクラテンシン]
1863年、横浜生まれ。本名岡倉覚三。貿易商を父に持ち、幼いころから英語に慣れていた。東京帝国大学卒業後、同大学講師であったアーネスト・フェノロサ(Ernest Fenollosa)の助手となり、美術品収集を手伝う。1890年、東京美術学校第2代校長。1910年、ボストン美術館中国・日本美術部長。美術家、美術評論家、美術教育者として活躍し、横山大観らを育てたことでも知られる。1913年没
入交雅道[イリマジリマサミチ]
1937年、東京都生まれ。吉田茂元首相の長女、麻生和子氏の厚誼をえて、麻生太郎氏をはじめ、政界、財界、学界の著名人との出会いが始まる。とくに白洲次郎氏から薫陶を受けるとともに、実父直重氏と懇意であった横山大観氏から岡倉天心氏を学ぶ。現在、入交建築研究所代表
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感想・レビュー
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まーくん
Miyoshi Hirotaka
壱萬参仟縁
Uzundk
Hiroki Hatano