出版社内容情報
幸福への扉が、この一冊で開かれます!
「医学の進歩」「人類の未来」「遺伝子の生かし方」「人間にとっての幸福」などについて、学者と臨床医が縦横無尽に語り合う。
あなたは生きているだけで誰かの役に立っている。――
▼本書は、大自然の見えざる力「サムシング・グレート」の存在を提唱し、『生命の暗号』などのベストセラーもある遺伝子研究の世界的権威・村上和雄氏と、何人ものガン患者を画期的な治療法で救ってきた医師・阿部博幸氏が、「命の不思議」「人間の幸福」などについて語り合ったもの。
▼「つらいとき、苦しいときこそ、どう生きるかが試されている」「長生きより、どれだけ有意義な人生を送るかが大切」「何かに打ち込んだとき、自分の努力を超えた何者かに出合える」「命は大自然から与えられたもの。だから、大自然に感謝し、他人に感謝する」「本当の幸せは人を幸せにすること」「命を落としてもいいと思えるものに出会えば死は克服できる」「人は自分の花を咲かせるために生まれてきた」など、科学や医療の興味深い話題を踏まえながら、人間の存在を全肯定し、今日を生きる勇気を与えてくれる一冊。
●第1章 心が幸せを呼ぶ
●第2章 医学の進歩とは何か
●第3章 遺伝子とどう生きるか
●第4章 人類の未来
●第5章 人間の幸福とは何か
目次
第1章 心が幸せを呼ぶ(ガンも糖尿病も心のもち方が左右する;笑いの遺伝子をスイッチオンにする ほか)
第2章 医学の進歩とは何か(ガン治療はハイテクよりアナログ効果?;遺伝子診断でガンの予防も可能になる ほか)
第3章 遺伝子とどう生きるか(人間の設計図―三〇億の化学文字がわかった;人間として存在していることが奇跡 ほか)
第4章 人類の未来(飢餓状態になればスイッチもオン;不登校や引きこもりに才能が隠れている ほか)
第5章 人間の幸福とは何か(生きていて人の役に立てばいい;喜びは与えれば与えるほど増える ほか)
著者等紹介
村上和雄[ムラカミカズオ]
1936年生まれ。筑波大学名誉教授。1963年京都大学大学院農学研究科農芸化学専攻、博士課程修了。同年米国オレゴン医科大学研究員、1968年京都大学農学部助手。1976年バンダビルト大学医学部助教授。1978年筑波大学応用生物科学系教授となり遺伝子の研究に取り組む。1983年高血圧の黒幕である酵素「レニン」の遺伝子解析に成功、世界的な業績として注目を集める。1994年より先端学際領域研究(TARA)センター長を務めた。1996年日本学士院賞受賞
阿部博幸[アベヒロユキ]
1938年生まれ。1964年札幌医科大学卒業。慶応義塾大学付属病院にてインターン終了後、米国留学。クリーブランドクリニックにてレジデントを修了。順天堂大学講師、日本大学助教授、米国スタンフォード大学客員教授を経て、現在、杏林大学客員教授。日本循環器学会専門医、日本冠疾患学会会長を歴任。現在、医療法人社団博心厚生会九段クリニック理事長を務めている
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