出版社内容情報
難解な哲学を図解でわかりやすく解説する本。
ソクラテス、デカルト、カントからサルトル、フーコーまで――。難解な哲学を、イラストと図解でわかりやすく解説する、入門書の決定版。
東洋人である私たちが、西洋哲学を学ぶ利点は、合理的にものごとを考える訓練ができるようになることにある。一方、東洋哲学の歴史を知ることで、私たち日本人のものの見方、感じ方の原理に、東洋思想が大きく作用していることがわかる。本書は、西洋哲学と東洋哲学の基本的な考え方を一つひとつたどっていき、常識と知っておきたい先哲の知恵を修得できるようにしたものである。
▼全体は、「哲学について考える」「古代」「中世」「近世」「近代」「現代」「東洋」の7章構成。「万物の根源は水である」とするタレスから、「社会契約論」のルソー、「存在論」のハイデッカー、「構造主義」のレヴィ=ストロース、果ては釈迦や孔子の考え方まで、有名な哲学者や思想家が次々に出てくる。
▼物事を突き詰めて考える練習になるだけでなく、人生とは何か、生きるとは何か、ということ自体を考えさせてくれる一冊。
●第1章 哲学について考える
●第2章 古代
●第3章 中世
●第4章 近世
●第5章 近代
●第6章 現代
●第7章 東洋
内容説明
常識として知っておきたい先哲の教え!ギリシア哲学から現代思想まで、難解と思われがちな哲学のエッセンスを、ズバリ分かりやすくお伝えします。
目次
1章 哲学について考える
2章 古代
3章 中世
4章 近世
5章 近代
6章 現代
7章 東洋
著者等紹介
宇都宮輝夫[ウツノミヤテルオ]
1950年生まれ。北海道大学文学部哲学科卒業。同大学院文学研究科哲学専攻修士課程修了、博士課程退学。北海道大学教授
坂井昭宏[サカイアキヒロ]
1943年生まれ。北海道大学文学部哲学科卒業。同大学院文学研究科修士課程修了、博士課程退学。北海道大学教授
藤井教公[フジイキョウコウ]
1948年生まれ。東京大学文学部印度哲学科卒業。同大学院人文科学研究科印度哲学専攻修士課程修了、博士課程単位取得満期退学。北海道大学教授
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感想・レビュー
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