的を射る言葉

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 171p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569638249
  • NDC分類 917
  • Cコード C0095

出版社内容情報

ベストセラ作家 森博嗣の思考が言葉になった。

矛盾、正論、視点、人間……生きること、人間のあるべき姿、正しい見方を鋭く説く、メッセージブック。見えないものに真実がある。

的の端にこそ、真理の的がある。日常に生きているかぎり、見逃してしまっていること、正しいと信じてしまっている事柄が、われわれの心にはあるのではないのだろうか?

▼的の中心を狙って放った矢が中心から端にはずれてしまった時、ふと自分の手元を見て、今まで気づかなかったことに気づくこともある。

▼本書は、そのような「気づかされ」「気づく」ための言葉を108のテーマに分け、読者の心の襞に切れ込んでいく。

▼しかし、その言葉を鋭利な刃物のような直線的な切れ込みではなく、朝日のような光の束となってすべてを包み込むように切れ込んでいくのである。

▼「何をやったか、は見える。何をやろうとしているか、は見えない」「誠意が相手に届くことは稀であるが、自分に届かないことは決してない」――矛盾、正論、視点、人間、仕事、組織、大人……。誰もが昔、子どもだった頃、感じていた思いを心に目覚めさせてくれる一冊である。

●運命 
●贈り物 
●意見 
●アナログ 
●自信 
●生きる 
●占い 
●会話 ほか

内容説明

的を狙わずに、本質を射抜く108のメッセージ。「気づかされ」、そして「気づく」ための言葉。

目次

運命
贈り物
意見
アナログ
自信
生きる
占い
会話
意識
山〔ほか〕

著者等紹介

森博嗣[モリヒロシ]
1957年、愛知県生まれ
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

zoe

28
日常に出てきたフレーズを書き留めたもの。思わず笑ってしまう言葉が多数。「これが自分の役割だと思い込んでいるせいで役に立たない場合がある」とか、「ケータイの留守番電話は言葉として不自然だ」とか。自分は、ほぼ日手帳にメモをしているので、元々そんなような言葉が毎ページ書いている上に、メモをするという不思議なページに。もっと他に、刺さる言葉や笑える言葉があるけれども、それは読んでのお楽しみに。一瞬で開いて読んで閉じることが出来る人間ドック待合室向き。2019/07/21

shio

24
タイトル通りではなく、いかに的を外すか、僅かに外れているけれどぎりぎりにかすっている、という言葉が集められてます。禅問答みたいな言葉や笑える言葉、雑学(リニアモーターカーはモーターがリニアであって浮くこととは関係ない)、数学的な概念でのやや難解な法則とか、いろんな言葉があって面白い。フォントやレイアウトもデザイン性があって、飽きずに一気に読めます。〈方角はどちらであれ、向いている方へ進めば、その人にとっては「前進」だ。〉が響いた!〈子供に夢を託す大人って、子供から見たらただの脱落者。〉……気をつけよう。2020/10/11

スノーシェルター

18
わざと的を外すと書いてあったけれど、個人的にザクザク当たる言葉もあり、ごめんなさいと言いたくなったり、皮肉った言葉に爆笑したりと、楽しく読めた。2014/08/19

団塊シニア

16
「人は見たいようにみる、聞きたいように聞く、しかし言いたいようには言えない」「健康な状態より病気が治るときのほうが気持ちがよい」どれもが心の中で思ってることだが、このような言葉に触れると腑に落ちる。2022/11/14

tokkun1002

13
2004年。HPで公開の日記の冒頭「本日の一言」で構成したもの。「返答」が好き。2017/08/09

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/557193
  • ご注意事項

最近チェックした商品