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エンゼル叢書
古事記が語る原風景

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  • サイズ B6判/ページ数 303p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569637600
  • NDC分類 913.2

内容説明

大和言葉の調べにのせた豊かなる心の旅路―日本人に息づく“根生いの心”とは何か。好評を博したエンゼル・フォーラムに書き下ろしを加えたアイデンティティを見つめ直す叢書シリーズ・注目の第7弾。

目次

第1部 『古事記』と日本人―本居宣長・折口信夫・小林秀雄を辿って(私にとっての『古事記』;裏ゼミで語る私の『古事記』観;日本は「国学」が成り立つ国 ほか)
第2部 倭建命―伊勢の国魂を求めて(序論;熊曽征伐;出雲討伐 ほか)
第3部 日本人のこころの原風景―始源の旅への憧れ より源流に、より本質に(第六十二回神宮式年遷宮(平成二十五年)に向けて
国家神道の事実と虚像
目に見えないものの再認識と追体験―文献学と国学 ほか)

著者紹介

岡野弘彦[オカノヒロヒコ]
大正13年、三重県生まれ。国学院大学卒業。在学中より折口信夫(釈迢空)の家に同居して没年まで師事。国学院大学名誉教授、歌人。日本芸術院会員。昭和54年より、宮中歌会始選者を務める。国学院大学栃木短期大学学長。主な歌集に、『冬の家族』(現代歌人協会賞)、『滄浪歌』(迢空賞)、『海のまほろば』(芸術選奨文部大臣賞)、『天の鶴群』(読売文学賞)など

渡部昇一[ワタナベショウイチ]
昭和5年、山形県鶴岡市生まれ。上智大学大学院修士課程修了。ドイツ、イギリスに留学後、母校で教鞭をとるかたわら、アメリカ各地で講義。上智大学教授を経て、現在、上智大学名誉教授。Dr.Phil.、Dr.Phil.h.c.専門の英語学だけでなく、歴史、哲学、人生論など執筆ジャンルは幅広い

石垣仁久[イシガキヨシヒサ]
昭和37年、宮城県仙台市生まれ。国学院大学法学部卒業。国学院大学大学院文学研究科博士課程前期修了。埼玉県神社庁で神社誌の編纂と調査に従事。その後、神宮司庁(伊勢神宮)に神職として奉職。現在、神宮宮掌。神宮教学研究員。神宮研修所講師

江藤裕之[エトウヒロユキ]
昭和38年、福岡県生まれ。上智大学外国語学部英語学科卒業。同大学院にて社会学、英語学の修士を取得後、ジョージタウン大学に留学。2000年ジョージタウン大学よりPh.D.(言語学)、2002年上智大学より博士(文学)を取得。西洋精神史・学問史の立場から言語学(言語哲学、言語教育)の歴史を研究し、日本人のための英語教育をリベラル・アーツ教育という視点から構築を試みる。現在、長野県看護大学外国語講座(英語)助教授

須賀由紀子[スガユキコ]
昭和38年、大阪府生まれ。津田塾大学学芸学部国際関係学科・筑波大学大学院修士課程修了。専門分野はレジャー論。現在、エンゼル財団主任研究員

出版社内容情報

『古事記』が語る、日本人の心の原風景とは。

大和言葉の調べが織りなす『古事記』という神秘な世界。そこには今でも息づく“根生いの心”がある。日本人の原点を見つめ直す心の書。

『古事記』に触れてみる。そこにある大和言葉の調べは、日本人たる由来を回帰させてくれる。そのことを“倭建命”神話を用い、具体的に解説。言霊をもつその調べは、神話の時代から続く“根生いの心”が脈々と息づき、今“自分”を見失いかけている我々にとって一つの光明を照らすのではないか。戦後、それまでの思想が一転してから、暗中模索を続ける日本人に、そんな今だからこそ、渡部昇一氏の言葉を借りれば「源流に遡り本質へ戻る」であり、アイデンティティの重要性を説いている。また日本の思想を語る上で忘れてならない、国学や国家神道も真正面から捉えており、戦後教育の盲点も突いている。

▼本書は、好評を博したエンゼル・フォーラムをベースに書下しも加え、<第一部・『古事記』と日本人><第二部・倭建命><第三部・日本人のこころの原風景>の三部立て構成。戦後六十年を過ぎても、未だに自身を確立できない日本人に警鐘をならす、渾身の一冊。

[第1部]『古事記』と日本人―本居宣長・折口信夫・小林秀雄を辿って 
●私にとっての『古事記』 
●裏ゼミで語る私の『古事記』観 
●日本は「国学」が成り立つ国 
●本居宣長が残してくれた国学とは 
●『古事記』に寄せる宣長の想い 
●宣長没後二百年、折口没後五十年、今見つめ直すべきこと 
●折口信夫にとっての『古事記』 
●小林秀雄にとっての宣長、『古事記』 
●見えない世界を見る力 
[第2部]倭建命―伊勢の国魂を求めて 
●熊曾征伐 
●出雲討伐 
●東征 
●美夜受比売 
●思国歌 
●白鳥の陵 
●倭建命の系譜 
[第3部]日本人のこころの原風景―始原の旅への憧れ―より源流に、より本質に 
●第六十二回神宮式年遷宮(平成二十五年)に向けて 
●国家神道の事実と虚像 
●目に見えないものの再認識と追体験―文献学と国学 
●「やまとことば」と日本人のこころ