出版社内容情報
政界きっての論客が日本の針路を明示する書。
なぜ日本は世界から尊敬される国になれないのか? 国民が誇りと自立の精神を取り戻すための政治と外交のあり方を問う憂国の書。
本書の特徴は以下のとおり。(1)イラク戦争から北朝鮮問題まで、いま日本が直面している外交・安全保障の課題に対し、日本人としてどう対処したらよいのか、示唆に富んだ方策を明示している。(2)アメリカや中国、ロシアをはじめとする国際社会の動きや思惑をわかりやすく解説しているため、読み進めるうちに日本が進むべき針路が自ずから見えてくる。(3)憲法改正はなぜ必要か、日米同盟は何のためにあるのか、自衛隊は軍隊ではないのか、といった問いに対し、論理的に説き明かしているため、若い人でもよく理解できる。とかく政治家が書いた本は「苦労して政治家になった自伝」「これをやったのは俺だという自慢話」「こうすれば日本はよくなるという机上の政策論」の類が多く、読者も敬遠しがちだが、本書は著者も「魂の叫び」といっているように、自慢話はいっさいなく、日本よこのままでいいのかという憂国の書である。文章が読みやすいのも大きな特徴の一つ。
●第1章 平和憲法を守るべきか、変えるべきか
●第2章 日米同盟を続けるべきか、破棄するべきか
●第3章 国連中心主義か、日米同盟か
●第4章 イラク戦争支持か、反対か
●第5章 自衛隊のままでいいか、国防軍が必要か
●第6章 対北朝鮮政策―悪との宥和か、対決か
●第7章 蘇れ!日本
内容説明
いまこそ「武士道の国」としての誇りと自立の精神を取り戻すときだ。政界きっての国際派論客が明示する、日本が国際社会のなかで生きる道。
目次
第1章 平和憲法を守るべきか、変えるべきか
第2章 日米同盟を続けるべきか、破棄するべきか
第3章 国連中心主義か、日米同盟か
第4章 イラク戦争支持か、反対か
第5章 自衛隊のままでいいか、国防軍が必要か
第6章 対北朝鮮政策―悪との宥和か、対決か
第7章 甦れ、日本
著者等紹介
東祥三[アズマショウゾウ]
1951年、東京都生まれ。創価大学大学院博士課程修了。日・墨政府交換留学生としてメキシコに留学。国連難民高等弁務官事務所職員を経て、90年衆議院議員初当選(旧東京6区)。以後、連続4期当選。細川内閣で外務政務次官。小沢一郎氏とともに自由党の結成に参画、自由党幹事長代理、常任幹事を歴任。第二次小渕内閣で外務総括政務次官。2003年総選挙にて58,616票で次点。現在、民主党東京都第15区総支部長(江東区)
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