出版社内容情報
こころの叫びを詠う女、鮮烈のデビュー作!!
「曖昧なものなんて欲しくない……自分が生きてることさえ曖昧になるから」――痛く、それでいて優しい言葉の一つひとつが魂に突き刺さる。
「何も悪いことをしていないのに、なぜ自分にばかり辛いことが起こるんだろう……幸福と不幸のバランスは、誰もに平等には配分されていない……笑って生きたい。幸せな気分になりたい。願わくば、いつもそうありたい。そうあれればいいのに。(著者あとがきより)」。明るく前向きな言葉もいいけれど、人生はそうした言葉だけでは癒されないほど、辛くて悲しいことがある。本書は、大人の女性のための少しビター味のメッセージブック。「悲しい悲しい悲しいと、苦しい苦しい苦しいと、1万回も100万回も、バターになった虎のようにぐるぐると言い続けて溺れていれば、涙はいつか出尽くし、嗚咽はやみ、悲しみは、乾いた砂漠になるはず」など、魂を振り絞って発せられた一つ一つの言葉が心に突き刺さってくる。何もいいことがなかった日、どうしようもなく落ち込んでブルーになった時、独りがさびしい夜に、あなたの心をそっと和らげてくれる言葉がきっと見つかるはず。
●何もかもうまくいかない時は
●隣の芝生はいつも青々
●いつも一番好きなものを
●優しい肉食動物
●苦手なことをあえて
●誰も見てない/みんな見てる
●素直ってなんだろう
●引きこもりかたつむり ほか
内容説明
悲しい悲しい悲しいと、苦しい苦しい苦しいと、1万回も100万回も、バターになった虎のようにぐるぐると言い続けて溺れていれば、涙はいつか出尽くし、嗚咽はやみ、悲しみは、乾いた砂漠になるはず。今だけは、すべてを忘れて悲しみは、深く、水の底へ―心に突き刺さる言葉 衝撃のデビュー作。
目次
何もかもうまくいかない時は
隣の芝生はいつも青々
いつも一番好きなものを
優しい肉食動物
苦手なことをあえて
誰も見てない/みんな見てる
素直ってなんだろう
引きこもりかたつむり
心の瘡蓋をむしって
裸の自分を抱きしめて〔ほか〕