出版社内容情報
人間の愛を綴ったフォトメッセージブック。
写真家・ミーヨンがその存在に惹かれて撮り続けてきた雑草たちの表情。天と地の間で生きる人間の愛を綴ったフォトメッセージ集。
写真家・ミーヨンが撮る写真はクールな印象を持ち、見る者を一瞬にして静かな気持ちにさせるが、同時に熱い気持ちにもさせる。
▼ミーヨンがその存在に惹かれて、撮り続けてきた雑草。写真の中で静かに、しかし、生き生きと存在感を放つ雑草たち。
▼雑草とひとつの空の写真―天と地の間で生きる人間たちの一生懸命に生きる姿、生きる姿の根底にある大きな「愛」を綴った20篇の詩で構成。
▼自分を生きること そして堂々と生きること 何もなかったかのように 何があっても大丈夫のように 光を外からもとめると同時に 自分の内側からも発光しよう 遠くで瞬く光に方向を知らせ シンクロナイズするために 胸さわぎがする夜は 外へでよう ひとりであることを確かめるために そしてそれゆえ 他人と関われることを知るために―“胸さわぎがする夜は”より。
著者等紹介
ミーヨン[ミーヨン]
1963年、韓国ソウルに生まれる。88年、写真を学ぶためパリに留学。90年に来日し、写真と文章による表現に取り組む。静かなまなざしでとらえた写真と、豊かなイメージを喚起する文章は多くのファンをつかんでいる
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