出版社内容情報
書きメモることで本当の自分に出会える思考法。
必要なのは白紙と鉛筆だけ。言葉やテーマから思い浮かぶものをメモし、関連づけていくことで自分の内面や考えが新たな発想を生む。
人間の頭は、目に見えたり触れられたりするものには敏感に反応する。実は私たちの人生における難題は、目に見えない「思考」や「概念」を相手にしている場合が多い。そうした難題をことばに落とし、書き連ねてみる。白紙にことばを書き、線で結んで、敷衍していく。
▼頭に浮かんだことを「すべて紙に書く」という作業は、思考することや発想を豊かにするのだ。関連するキーワードを書き出していくことで、自分の内面や足りないものもつかめてくる。ことばの連鎖を俯瞰してみることやそれを4つの象限に分けて考えてみることもオススメである。
▼子どもから大人までができるように、簡単な方法を本文で紹介し、理屈の部分はコラムにまとめた。「就職に際して、自分のやりたいことがわからない学生」「新規事業や企画立案でアイデアが浮かばないビジネスマン」「リストラされて人生の先行きが見えない中高年者」―こんな人たちに「スケッチ思考法」は最適だ。
●第1章 スケッチ思考法で本当の自分を描き出す
●第2章 では、実際にスケッチをしてみよう!
●第3章 スーパーループ座標を使って自分の考えを深める
内容説明
最近、「論理思考」や「考える力」といった思考力をテーマに取り上げる書籍が増えている。また、「図解」や「図式化」の本も一種のブームになっている。本書はそうした世の中のニーズに対して、「自分(個性)」を中心に置いて考えるプロセス(発想法)を紹介したものである。
目次
第1章 スケッチ思考法で本当の自分を描き出す(スケッチ思考法って何?;スケッチ思考法―この作業の意味;メテノサイクルで頭の中で可視化できる ほか)
第2章 では、実際にスケッチをしてみよう!(危機に直面したら;転職で悩んだら;就職難にどう対処するか ほか)
第3章 スーパーループ座標を使って自分の考えを深める(スーパーループ座標とは;思考の滞留を打破するツールとしてのスーパーループ;象限のステップアップをどう図るか ほか)
巻末資料―図で理解するスケッチ思考法
著者等紹介
牛山隆徳[ウシヤマタカノリ]
1948年長野県生まれ。1974年より(株)社会形成研究所にて企業内研修、人材育成プログラム、コンサルティングに従事。1985年より(株)矢野経済研究所にてマーケティング、調査、コンサルティングに従事。現在、メテノ基礎研究所を主宰。能力開発、創造性開発などを中心に各種ディベロップメントプログラム(B/S法、S/L法など)を作成、及びツールの開発を行なう。また、開発ツールを用いて、創作活動を行ない特許も取得、1995年球体浮遊時計―発明学会奨励賞受賞、1999年トリックアート展立体造形部門入選など芸術分野でも活躍中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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徒花
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