ソデカガミ―銘仙着物コレクション

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  • サイズ A5判/ページ数 163p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784569633602
  • NDC分類 593.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

幻の銘仙着物柄100点を紹介する美しい書!

アンティーク着物の一人者が、明治から昭和初期にかけて一世風靡した幻の銘仙着物柄100点を趣のあるエッセイとともに綴る美しい書。

本書のタイトル『ソデカガミ』(袖鑑)とは、江戸時代からある、袖に入るほどの小さな案内手引き書のことである。では、本書は、何の案内手引き書であるかといえば、サブタイトルにあるように「銘仙着物」である。では、「銘仙着物」とは何であるかといえば、明治後期から大正・昭和にかけて、その大胆で華やかなデザインが特に若い女性に大流行した普段着の着物である。とんぼやペンギン、果物や洋館などのアールヌーボー調の柄、左右対称で直線的、かつ大胆に原色を使ったアールデコ風の模様など、「これが本当に着物の柄!」と、当時のデザインセンスの豊かさに驚いてしまう。特に本書で紹介するものは、アンティーク着物の着こなしで注目され、本職はマリンバ奏者という著者のアーティストらしい感性溢れるコレクションである。アンティーク着物がブームとなっている昨今、着物ファンや服飾・デザイン関係者にとっては、まさに待望の注目の一冊といえよう。

●絹の寿命 
●果物屋 
●変わり図柄 
●あられと豆菓子 
●ミニカー・マニア 
●赤と黒 
●美術作品と古着 
●出会いの記憶

内容説明

デザインの楽しみがここにある。通崎睦美銘仙コレクション一挙公開。

目次

絹の寿命
果物屋
変わり図柄
あられと豆菓子
ミニカー・マニア
赤と黒
美術作品と古着
出会いの記憶
ソデカガミの袖鑑
「銘仙」その誕生と歴史(大野らふ)
みる楽しさ・きく楽しみ(池田逸子)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒロミ

46
最近妙に銘仙に魅せられていて、その流れでこのフォトエッセイ集を手にとった。マリンバ奏者の通崎さんはかなりの着物マニア。銘仙のどこかどぎつい意匠をさらりと自由に着こなす通崎さんはお名前どうりかなりのツウ。合間のエッセイも味があっていいです。赤と黒がロシアの前衛芸術運動の象徴だとはこの本で初めて知った。いろんな通崎銘仙コレクションが見られて目に楽しい一冊でした。2017/09/05

チェアー

11
着物に興味はなかったけど、銘仙って面白いなあと感じた。こんなにさまざまなデザインができる着物なんだ。着るほうも楽しめるけど、覚悟もいる着物だと思う。2017/08/19

uni

5
マリンバ奏者である著者のセンスがうかがえる銘仙着物コレクション。大胆なデザインが大好き。2014/08/09

鏡子

5
これを読んで銘仙の定義…と言うか、パッと見てあ、これは銘仙だな。ってわかるようになったかも。銘仙の歴史もチラリと書いてあって楽しめた。すごく派手な色柄ばかりだけど、こんなの着れたら絶対格好好い!!2012/06/30

Yoko Kakutani 角谷洋子/K

1
銘仙の素晴らしさに酔う!2023/07/02

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