出版社内容情報
目には見えない天体現象から宇宙の真実を探る。
ブラックホール、ダークマター、ニュートリノ……<目には見えない>天体現象に迫りながら、従来にはない新しい宇宙の見方を提案する。
太陽、月、無数の星々――何千年もの間、人類が地上から見上げてきた宇宙の姿。しかし天界には、肉眼では“見えない”謎と神秘が潜んでいた。
▼宇宙空間で見られる青空や夕焼け、オーロラのような現象、太陽系10番目の惑星(?)エクボ天体、ドレスを着込んだブラックホール、宇宙の影の支配者ダークマター、幽霊粒子ニュートリノ――。さまざまな創意工夫によって、可視光以外の“見えない光”だからこそ見えてきたはるかに奥深い世界。ここ数十年の天文学の成果が一変させた、21世紀の新しい宇宙の見方を紹介する。
▼<内容紹介>
[1]天界の色彩
[2]天体の体温
[3]暗く、もっと暗く
[4]細かく、もっと細かく
[5]速く、もっとすばやく
[6]宇宙のオカルト現象を暴き出す(連星と系外惑星)
[7]宇宙の黒洞を照らし出す(ブラックホール)
[8]宇宙の暗黒勢力を炙り出す(ダークマター)
[9]もっと見えない宇宙(ニュートリノ)
[10]さらに見えない宇宙(重力波)
●第1章 天界の色彩―宇宙にも色がある
●第2章 天体の体温―宇宙に拡がる“見えない”光
●第3章 暗く、もっと暗く―星の進化をたどる
●第4章 細かく、もっと細かく―最新観測機器が見た宇宙の構造
●第5章 速く、もっとすばやく―光速の天体現象
●第6章 宇宙のオカルト現象を暴き出す―連星と系外惑星
●第7章 宇宙の黒洞を照らし出す―ブラックホール
●第8章 宇宙の暗黒勢力を炙り出す―ダークマター
●第9章 もっと見えない宇宙―ニュートリノ
●第10章 さらに見えない宇宙―重力波
内容説明
太陽、月、無数の星々―何千年もの間、人類が地上から見上げてきた宇宙の姿。しかし天界には、肉眼では“見えない”謎と神秘が潜んでいた。宇宙空間で見られる青空や夕焼け、オーロラのような現象、太陽系一〇番目の惑星(?)エクボ天体、ドレスを着込んだブラックホール、宇宙の影の支配者ダークマター、幽霊粒子ニュートリノ―。さまざまな創意工夫によって、可視光以外の“見えない光”だからこそ見えてきたはるかに奥深い世界。ここ数十年の天文学の成果が一変させた、二十一世紀の新しい宇宙の見方を紹介する。
目次
第1章 天界の色彩―宇宙にも色がある
第2章 天体の体温―宇宙に拡がる“見えない”光
第3章 暗く、もっと暗く―星の進化をたどる
第4章 細かく、もっと細かく―最新観測機器が見た宇宙の構造
第5章 速く、もっとすばやく―光速の天体現象
第6章 宇宙のオカルト現象を暴き出す―連星と系外惑星
第7章 宇宙の黒洞を照らし出す―ブラックホール
著者等紹介
福江純[フクエジュン]
1956年山口県生まれ。京都大学理学部宇宙物理学科卒業、同大学院宇宙物理学専攻修了。大阪教育大学助手を経て、現在、大阪教育大学天文学研究室助教授。理学博士。専門は天文学で、相対論的宇宙流体力学、とくに降着円盤や宇宙ジェットなどの天体を研究対象としている
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