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出版社内容情報
これからの北朝鮮をめぐる国際情勢を予測する。
なぜ日本人は北朝鮮を見誤るのか。中国・米国の思惑とは。そして世界は北朝鮮をどうするのか。最新情勢と歴史から読み解く決定的分析!
拉致事件を契機として、徐々にその真実の姿が日本人の前に明らかにされてきた北朝鮮。しかしまだまだ、その真実に迫りきっているとは言い難い。なぜ彼らは、このような体制を保持し、何をしようとしているのか。彼らの行動の背景にあるものは何か。中国との関係は? 長年朝鮮半島を注視しつづけてきた著者が、北朝鮮誕生の背景から、現在の中国の路線転換まで俯瞰しつつ描き切る、渾身の分析である。
▼さらに、著者は「単なる『金正日個人独裁体制』の崩壊がいつ頃か、というようなごく限られた範囲内での議論は、もはや許されない」と語る。北朝鮮の崩壊によりもたらされるものこそ、東アジアにおける冷戦の終結である。欧州方面ではベルリンの壁の崩壊とともに、冷戦は終結を迎えた。いよいよ東アジアの冷戦も終結しようとしている。その流れを見据えた時に、日本がすべきことは何かが問われるのである。
▼歴史は再び激動する! 覚悟を決めよ、日本!
●第1章 いま、何が起きているのか
●第2章 北朝鮮という国家の真実
●第3章 極限状態への道程
●第4章 国際社会は北朝鮮をもはや許さない
●第5章 北朝鮮に迫る「最期」の日
内容説明
本書は、「金正日個人独裁体制」がどういう原因で、かつまたどういうメカニズムで発生し、かつ今日存在しているかを解明するものである。
目次
第1章 いま、何が起きているのか(北朝鮮の運命を変えた「SARS」;急展開する東アジア情勢 ほか)
第2章 北朝鮮という国家の真実(かくて「北朝鮮」が誕生した;「個人独裁」を徹底する政治体制 ほか)
第3章 極限状態への道程(路線転換する中国、なお「革命」を目論む北朝鮮;「日朝首脳会談」・北朝鮮の決定的な失敗 ほか)
第4章 国際社会は北朝鮮をもはや許さない(勝算なき金正日の「賭け」;結束を固める国際社会)
第5章 北朝鮮に迫る「最期」の日(国家体制が「消滅」するとき;北朝鮮の運命を見誤るな)
感想・レビュー
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