出版社内容情報
世界中を涙させた詩集「ハートソング」第3弾!
「神さま、ぼくは世界のために祈ります」。今を生きる希望、感謝の気持ち、平和な世界をつくること。少年の純粋な思いの詰まった詩集。
全米に続き、日本でもベストセラーとなった詩集『ハートソング』シリーズの第3弾。
▼作者である筋ジストロフィーの少年マティは、本書で、人生で困難を前にしたときにも希望を失わないでと、すべての人を励ます詩をよせている。ちいさな体で、思いどおりにならない状況で、死のことを考えながら。
▼「神さま、ぼくは世界のために祈ります」。自分の病気のことよりも、これからの世界のことを思って、未来のこどもたちのことを思って、すべての詩はつづられる。
▼「大人たちには争う『理由』がある 神さまのことで争い 何を信じるかで争い 争いのことで争う」少年の投げかけに、我々は何を考えるべきであろうか。
▼「大人からこどもまでひとりでも多くの人に読んでもらいたい」「いのちの大切さを改めて考えさせられた」「心が温かくなり、やさしい気持ちになりました」「読んでいて、涙がとまりませんでした」など、全国から感動の声が寄せられた翻訳詩集、待望の続刊。
●Hope for Within(こころに希望を)
●Hope for Each Other(ひとりひとりに希望を)
●Hope for Our World(世界に希望を)
●著者について
●年譜――マティ君、もうひとつの奇跡の物語
目次
Hope for Within(こころに希望を)
Hope for Each Other(ひとりひとりに希望を)
Hope for Our World(世界に希望を)
著者等紹介
ステパネク,マティ[ステパネク,マティ][Stepanek,Mattie J.T.]
1990年生まれ。生まれながらに筋ジストロフィーを発症。3歳のとき、1つ年上の兄ジャミーを同じ病気で亡くしたことをきっかけに詩作を始める。1999年、その詩作に対し、チルドレンズ・ホスピス・インターナショナルから「メリンダ・ローレンス国際図書賞」をおくられる。2002年には、筋ジストロフィー協会(MDA)の親善大使に任命される。現在は、母親のジェニ、介助犬ミカ(ゴールデン・レトリバー/オス)とメリーランド州アッパー・マールボロで暮らしている
広瀬裕子[ヒロセユウコ]
東京生まれ。単行本の編集者を経て作家に
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