出版社内容情報
性格のルーツを知れば生きるのがラクになる!
そもそも性格はどういうふうに形づくられるのか。心理学の観点から性格のルーツを探り、自分の性格と上手につきあうコツを指南する。
程度の差こそあれ、誰もが一度や二度は自分の性格について悩んだことがあるはずだ。人間関係がうまくいかないのは自分の性格のせいだと思いつめている人もいるだろう。
▼果たして、性格というものは変えられるのだろうか? 本書では、素養や養育環境など、各人の性格が形作られる要因となる種々の要素を細かく分析し、性格の成り立ちをわかりやすく解説する。
▼われわれが一般に「性格」と言うものは、「行動傾向」や「心理特性」、「性格特性」などで、これらには比較的変えやすいものもあるが、いわゆる「性格」を変えることはできない。変えられないものについて悩むのではなく、自分の性格のルーツを知って、上手につきあうコツを心得れば、生きるのがよりラクになる、著者は言う。「自分の性格に悩む方」はもちろんだが、「自分をよく知りたい方」「自己実現を求める方」に読んでいただきたい一冊である。
●第1章 性格は変えられるか?――性格形成の自己分析と自己変容法
●第2章 性格はこうして作られる――性格の形成要因
●第3章 他人と違う自分――性格特性の形成分析
●第4章 自分の性格で悩む――心理特性の形成分析
●第5章 悩む人と悩ませる人――性格形成分析の実際
内容説明
性格で悩むのはもうやめよう。自分の性格のルーツがわかればより良く生きられる!素質や養育環境などから性格形成のプロセスをわかりやすく解説。
目次
第1章 性格は変えられるか?―性格形成の自己分析と自己変容法(性格形成の自己分析をしてみよう;性格は変えられるか? ほか)
第2章 性格はこうして作られる―性格の形成要因(素質;親の影響 ほか)
第3章 他人と違う自分―性格特性の形成分析(自分を見ている自分がいる「分裂的性格」;気持ちが沈みやすい「抑うつ的性格」 ほか)
第4章 自分の性格で悩む―心理特性の形成分析(自己価値感;不安 ほか)
第5章 悩む人と悩ませる人―性格形成分析の実際(身体の不調に悩む人;拒食になる人 ほか)
著者等紹介
根本橘夫[ネモトキツオ]
1947年、千葉県生まれ。東京教育大学心理学科卒業。同大学院博士課程中退。千葉大学教授を経て、現在、東京家政学院大学教授。教育心理学および性格心理学専攻
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