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一気にわかる!空港の内幕―日本病のカルテ

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569623832
  • NDC分類 687.9
  • Cコード C0030

出版社内容情報

国民をバカにした愚策の吹きだまりは、“道路”だけではない! 日本の空港に潜む許しがたき問題とそのカラクリをわかりやすく告発する!

ある国土交通省の役人がこんな本音をもらしたという。「道路関係四公団民営化推進委員会に世間は注目している。猪瀬も当面はそれで手一杯。いまがチャンスだ……」。この言葉がいみじくも語っているように、国民をバカにした愚策は、決して道路だけのものではない。「空港」も、なのである。

▼空港は一刻も早く民営化されなければならない。いまのしくみでは、利益を出しても、すべて空港整備特別会計に入ってしまう。そして、このカネが潤沢にあるものだから、当局も「あるものはあるだけ使え」ということになるし、自治体も「取れるものは取らなければ損だ」という発想になる。そうして県ごとに、不要な空港がどんどんつくられることになったのだ。航空需要予測はあまりに杜撰で借金だけが増えていく……。

▼本書では、様々なデータを検証し、本当に日本に必要な空港政策はいかにあるべきかを明らかにする。廃墟のような国土にならぬために、必読の一冊である。

●序章 「空港」と「高速道路」の民営化は同じくらい重要 
●第1章 国民を不幸にするドンブリ勘定経営 
●第2章 航空運賃はなぜ下がらないのか 
●第3章 ごまかしだらけの空港計画 

内容説明

国民をバカにした愚策の吹きだまり。それは「道路」だけではない。「空港」もです。

目次

序章 「空港」と「高速道路」の民営化は同じくらい重要
第1章 国民を不幸にするドンブリ勘定経営(なぜ「成田」は利用者に優しくないのか;「羽田」の民営化はこんなにおトク;自分たちの空港経営をしよう ほか)
第2章 航空運賃はなぜ下がらないのか(滑走路は一本で充分だ;管制の民営化が必要だ;天下り先を潰せ ほか)
第3章 ごまかしだらけの空港計画(現実を曇りのない目で見抜け;空港の整備等に関する行政評価・監視結果報告書を読む;滑走路が足りない?―「洗脳」された日本人 ほか)
付章 クロノロジカル日本経済―日本の近代を捉え直す視点

著者等紹介

猪瀬直樹[イノセナオキ]
1946年、長野県生まれ。『ミカドの肖像』で87年、第18回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。『日本国の研究』で96年度文芸春秋読者賞受賞。『ペルソナ三島由紀夫伝』『マガジン青春譜』『ピカレスク太宰治伝』の評伝三部作が話題に。作家活動のほかにメールマガジン「日本国の研究・不安との訣別/再生のカルテ」の編集長。2002年6月、道路関係四公団民営化推進委員に任命された。政府税調委員、日本ペンクラブ言論表現委員長、国際日本文化研究センター客員教授、東京大学客員教授など幅広い領域で活動中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よねちゃん

0
2001年1月1日読了。2004/01/01

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