出版社内容情報
長い老後を孤独に過ごすか、充実して過ごすか。
長年、中高年のための伴侶紹介を手がけてきた著者が、その経験から孤独にならぬための夫婦・家族関係の機微を説く。必読の幸福論。
楽しい老後を過ごす上で、よりよい伴侶との関係は、何にも変えられないものである。しかし実際には、なかなか上手くいかないケースも多い。男女間の誤解、すれちがい、思い込み。そして、子どもとの距離、伴侶との距離……。
▼著者は、長年、中高年のための伴侶紹介を手がけ、600組を超えるカップルの縁を結んできた。何らかの理由で離婚した人、あるいは死別した人たちの、「第二の結婚」を巡る人間模様。そこにあったのは老後の生活に大切なこととは何なのかを考えさせるヒントの数々だった。幸せな生活を送る人、子どもに遠慮しつづけた人生、一時のロマンにすべてを棄ててしまった人、寂しい孤立死を迎えざるをえなかった人。様々な人生が、身に染み入るような大切なことを語っていく。
▼この著者でしか語れない、より良い老後への夫婦生活の極意、親子の最適な関係、そしてよりよい伴侶のあり方が満載された、これからのために必読の一冊である。
●第1章 悲しき孤立の風景
●第2章 親と子との距離
●第3章 中高年期の結婚生活の幸せとは
●第4章 男と女の性差
●第5章 幸せな生きかた
●第6章 現在を生きる
内容説明
600組を超える中高年カップルの縁を結んだ著者が語る夫婦生活の極意、親子の最適な関係とは…。
目次
第1章 悲しき孤立の風景
第2章 親と子との距離
第3章 中高年期の結婚生活の幸せとは
第4章 男と女の性差
第5章 幸せな生きかた
第6章 現在を生きる
著者等紹介
伊藤むつ子[イトウムツコ]
1931年、長野県飯田市に生まれる。中央大学文学部を卒業後、日本電信電話公社(現NTT)へ入社。その後、千葉県内の公立小学校で教諭を務める。1982年、「ひとり老人をつくらない」をスローガンに掲げ、千葉の自宅を提供して中高年結婚相談所を開設。高齢者の結婚に関するあらゆる問題に対応する活動を開始。1983年、京都市に本部がある茶のみ友達相談所「無限の会」の千葉支部を創設。1991年、無限の会を脱会し、民間福祉団体「生き活きふれあいクラブ」を設立。1999年、同クラブが特定非営利活動法人(NPO法人)の認証を取得。2002年、活動20周年を迎える。現在、NPO法人「生き活きふれあいクラブ」理事長。一貫して配偶者のいない熟年者が快適な老後をどう送るかの指導にあたり、この間、600組を超える熟年結婚を成立させる。NHKテレビ「あすの福祉」に出演するなど、新聞をはじめマスコミに登場することも多い
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