鬼作左―組織を育てる“頑固者”の研究

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鬼作左―組織を育てる“頑固者”の研究

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  • サイズ A5判/ページ数 253p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569619293
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0030

出版社内容情報

組織をまとめる補佐役としてのあり方とは。

ひたすら主君のために尽くし、三河武士の鑑と褒めたたえられた作左衛門。組織をまとめ、家康を天下人にした補佐役の生き様に学ぶ。

「一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ」の日本一短い手紙で知られる戦国武将・本多作左衛門。徳川家という組織社会の中で、「いつも主君の立場に立ち、主君にとって一番いいと思うことをやり抜く」という信念を頑なに守り続け、幕府の礎を築くのに貢献した“頑固者”作左衛門の生き方から私たちは何を学ぶのか。

▼作左衛門が生きた末期は、武士が戦国精神の牙を抜かれ、「ききわけのいい武士」に意識を変えられた時代であった。口のうまい、ソロバン勘定の達者な新しい武士が肩で風切って歩く。それが作左衛門には我慢できない。作左衛門の考える忠誠心とは、「主人が悪いときは命がけで諌める」というものだ。「主人が悪くてもだまって従え」などという規範には抵抗する。そのため次第に主人の徳川家康に冷遇され、不遇に死ぬ。

▼本書は、家康のためにあえて“汚れ役”に徹し、左遷されながらも信念を貫いた男・本多作左衛門の生き様を描く一冊である。

●第1章 戦国の頑固者 
●第2章 家康と三河武士 
●第3章 武力の時代から政治の時代へ 
●第4章 天下への道 
●第5章 頑固者の美学 

内容説明

家康のためにあえて“汚れ役”に徹し、左遷されながらも信念を貫いた男・本多作左衛門の生き様を描く。

目次

第1章 戦国の頑固者
第2章 家康と三河武士
第3章 武力の時代から政治の時代へ
第4章 天下への道
第5章 頑固者の美学

著者等紹介

童門冬二[ドウモンフユジ]
本名、太田久行。1927年(昭和2年)、東京生まれ。第43回芥川賞候補。日本文芸家協会ならびに日本推理作家協会会員。1999年(平成11年)、春の叙勲で勲三等瑞宝章に
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Tatsuya Hashimoto

0
こんな風に生きたいものです。2013/03/03

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