出版社内容情報
松下幸之助の経営哲学の核心を探る評伝。
松下幸之助の経営哲学はいかに形成されたのか。その核心と日本資本主義への影響とは。少年時代から独立開業までを描く第一部。
稀有のサクセス・ストーリーというのみならず、いわゆる「日本的経営」の原型の創始者としても、その業績を評価されている松下幸之助。その経営哲学の核心とは何か。そして、いかに形成されたのか。いかなる影響を産業界に与えたのか。
▼いま最も才気を発揮する評論家・福田和也が、その問いに正面から向き合い、ときに自問し、ときに格闘する。現地での取材を経て、五感と知識を総動員し、松下像の核心を描き出す。
▼第一部では、生誕の地・和歌山、大阪での青春、そして二十三歳の創業まで。すなわち松下経営哲学の原型が、いかなる環境と運命から形成されたのかを、細密に描く。和歌山の持つ歴史的風土とは。松下が電気業界へと目を開いた時代背景とは。そして独立開業時の苦闘と危機突破を導いたものとは。
▼月刊誌『Voice』の好評連載を単行本化。あらゆる「松下評伝」の中でも、決定版中の決定版評伝・全五部のうち、第一部、第二部を同時発刊。
●第1章 松の木の郷
●第2章 聖なる事業
●第3章 紀ノ川の流域
●第4章 故郷を追われし者
●第5章 船場の商人
●第6章 電気の時代へ
●第7章 大阪の青春
●第8章 病者の光学
●第9章 家族の肖像
●第10章 逡巡の季節
●第11章 “冒険”への船出
●第12章 創業の階梯
内容説明
生誕の地・和歌山、大阪での青春、そして23歳の創業まで、福田和也が描く決定版評伝。
目次
第1章 松の木の郷
第2章 聖なる事業
第3章 紀ノ川の流域
第4章 故郷を追われし者
第5章 船場の商人
第6章 電気の時代へ
第7章 大阪の青春
第8章 病者の光学
第9章 家族の肖像
第10章 逡巡の季節
第11章 “冒険”への船出
第12章 創業の階梯
著者等紹介
福田和也[フクダカズヤ]
昭和35年、東京に生まれる。慶応義塾大学文学部仏文科卒業。同大学院文学研究科仏文学専攻修士課程修了。現在、慶応義塾大学助教授。気鋭の評論家として文壇・論壇で活躍
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感想・レビュー
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