僕がほしいのはパパとママと釣りざおだった

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  • サイズ B6判/ページ数 384p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569617947
  • NDC分類 936
  • Cコード C0098

出版社内容情報

涙が止まらない感動の実話。少年が変わる冬。

僕がほしかったのは、パパとママと釣りざおだった。心を閉ざした少年が再び生きる夢を持つきっかけは。胸にせまる感動のストーリー。

これは1996年の晩夏、受け入れ態勢が整っていない著者リチャード・ミニター一家に舞い降りてきた、深く心に傷を負った驚くべき少年をめぐる実話である。

▼少年がミニター家で過ごした最初の一年、彼の成長、少年が否応なしに一家と自分自身にもたらした変化の波の物語。動物、伝説と暖炉の炎、そしてハーバーという名の特別な福祉プログラムの物語ということもできる。

▼5人の子どもを育て上げたベテランを自負するミニター夫妻だったが、最初の1年を乗り切ることができたのは、ひとえに妻スーいわく「矢筒の矢を最後の1本まで放ったあとは、やぶれかぶれで石を投げた」からだ。やがてその「石」さえもが肩に重くのしかかるようになると、頼みの綱は祈りと想像力と家族の助けしかなかった。

▼ところが往々にして救いの手をさしのべてくれたのは、ほかならぬ少年自身だったのだ。

▼胸にせまる感動のストーリー。

●第1章 家族、釣りざお、家族 
●第2章 ピーティーを連れてくの? 
●第3章 試験的ステイ 
●第4章 ハネムーン 
●第5章 僕はバプティスト 
●第6章 深まる秋 
●第7章 こんな家、大嫌いだ 
●第8章 お手伝いならできるよ 
●第9章 荒療治 
●第10章 テスト 
●第11章 雪と格闘 
●第12章 本物の学校に行きたい 
●第13章 割れたガラス、ブロークン・ポウ、魔法 
●第14章 真実、目標、記念日 

内容説明

心に傷を負う少年をひきとった一家の最初の一年…。世界中の子どもをもつ人々に贈る現代の美しい必読書。家族の意味を問う愛と勇気の物語。

目次

家族、釣りざお、家族
ピーティーを連れてくの?
試験的ステイ
ハネムーン
僕はバプティスト
深まる秋
こんな家、大嫌いだ
お手伝いならできるよ
荒療治
テスト
雪と格闘

本物の学校に行きたい
割れたガラス、ブロークン・ポウ、魔法
真実、目標、記念日

著者等紹介

ミニター,リチャード・F.[ミニター,リチャードF.][Miniter,Richard F.]
ニューヨーク州北部の山に囲まれた大きな家で、ファイナンシャル・プランナーである妻のスーと暮らしている

雨海弘美[アマガイヒロミ]
1969年生まれ。東京在住
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

茶々

1
すごく良かった。内容も文章も素晴らしいのに、全く有名じゃないことに驚き。もっと多くの人に読んでほしい。2013/10/09

betty

0
一日で読み終えた。少し読み始めてから驚いたのは、知人が預かった子供の話があまりにもそっくりで。偶然タイミング良く読んだので、一気読み。まさに、事実は小説よりも奇なり。ともかく、このファミリーに惜しみない拍手!2012/06/29

田楽

0
傷ついた里子を受け入れた家族の一年間の記録物語。里子との「あたたかい交流」というよりは、両親の奮闘記でした。子育ては二人の共同作業なんだなあと読んでいてよくわかった。2010/05/16

Maria

0
 里親不調で傷ついた子どもがいたとしたら、その傷は、家庭でしか癒せないの。施設に入れっぱなしでは、将来、家庭を作ることが難しくなるの。施設二世、三世を作り続けてしまう。2008/01/13

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