出版社内容情報
世界一のIT企業の人物群と覇権戦略に迫る。
なぜAOLはマイクロソフトに勝ち、タイムワーナーを合併できたのか。世界最大のIT企業を作り上げた魅力ある人物群とネット覇権戦略に迫る。
タイムワーナーを合併して世界最大のネット・メディア企業となったAOL。彼らは、「簡単、楽しい、役に立つ!」のコンセプトを掲げ、抜群の使い心地と安心感を絶えず顧客に提供し続けることによって成功を勝ち得てきたと著者は指摘する。企業としてのあり方がしっかり確立されているからこそ、ITバブル崩壊後も、着実に地歩を固め、さらなる飛躍に向けてのポジションを万全なものにしているのである。
▼このようなAOLの戦略に真正面からぶつかるのがマイクロソフトである。AOLに対して、マイクロソフトはコンピューター・ナード(おたく)的な文化を根強くもった企業。正に、全く異なった経営姿勢、経営哲学をもつ二大巨人が次世代ネット覇権をかけて激突するのである。彼らが作り出す風景はいかなるものとなるのか。
▼ネット社会を築き上げてきた人々の「顔」と「歴史」をいきいきと描き出し、彼らの戦略とその将来像を展望する。
●プロローグ 巨人の復活
●第1章 新たなる「主役」
●第2章 「最強」のネット企業
●第3章 モバイル・インターネット・ウォーズ
●第4章 AOLという「天職」
●第5章 スティーブ・ケースVSビル・ゲイツ
●第6章 もう一人の「天才」
●エピローグ 巨大ネット・メディア統合の行方
内容説明
簡単、楽しい、役に立つ!抜群の使い心地と安心感で、全米NO.1の“ネットの楽園”を築いた戦略の凄み。
目次
プロローグ 巨人の復活
第1章 新たなる「主役」
第2章 「最強」のネット企業
第3章 モバイル・インターネット・ウォーズ
第4章 AOLという「天職」―スティーブ・ケースとハワイ
第5章 スティーブ・ケースvsビル・ゲイツ―永遠のライバル
第6章 もう一人の「天才」
エピローグ 巨大ネット・メディア統合の行方
著者等紹介
桐山秀樹[キリヤマヒデキ]
ノンフィクション作家。1954年愛知県生まれ。学習院大学法学部政治学科卒。豊富な海外経験を武器に、各分野に深く肉薄したノンフィクションの著作やルポルタージュを手掛ける
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