出版社内容情報
日本経済50年のドラマを描く戦後の入門書。
混迷の中から「次なる成長神話」へのヒントを読み解け! 高度成長からバブル崩壊までのドラマを描き出すビジネスマンから学生まで必読の書。
貧乏のどん底から奇跡の高度成長を成し遂げながら、バブル崩壊の悪酔いから今ださめない日本。かつての成長神話は一体どうなってしまったのか。活力ある経済は日本にはもう戻ってこないのだろうか。本書ではこのような問題意識に基づいて、日本経済の歩みを広い視野で振り返っていく。統制や経済計画によって高度成長のための重点的な施策がいかに準備されたのか。技術革新がいかにもたらされ、成長の原動力となったのか。ニクソンショックや列島改造計画がいかなるダメージを与えたのか。大蔵省や日銀の判断ミスがいかにバブルを生み、弾けさせたのか。崩壊後の処理に膨大なコストをかけたにもかかわらず、なぜ結局根本的な部分で問題を解決できなかったのか。そして環境問題や少子高齢化など山積した課題を抱える21世紀はいかに展望できるのか。それぞれの時代を物語仕立てで解説した、ビジネスマンから学生まで必読の決定版です。
●第1章 貧乏物語
●第2章 神話時代の栄光物語
●第3章 天変地異の物語
●第4章 虚飾の時代の物語
●第5章 地獄の底の物語
●第6章 新世紀への序章
●終章 21世紀資本主義物語
目次
第1章 貧乏物語
第2章 神話時代の栄光物語
第3章 天変地異の物語
第4章 虚飾の時代の物語
第5章 地獄の底の物語
第6章 新世紀への序章
終章 21世紀資本主義物語
著者等紹介
高橋乗宣[タカハシジョウセン]
1940年広島県生まれ。東京教育大学大学院博士課程修了。大学講師を経て(株)三菱総合研究所に入社。主任研究員、主席研究員、参与、研究理事を歴任の後、現在、同社顧問、明海大学経済学部教授
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