出版社内容情報
怪我から生み出された一本背負い、練習に命を懸ける、プライドがあれば限界を超えられる。勝負の世界に生きた男の熱き哲学とその人生。
昭和、平成の三四郎と呼ばれた希代の柔道家である著者が、柔の道に命を賭けた熱き人生とその哲学を語った初の単行本。
▼幼少時、病弱だった著者は、柔道と出会い、身体を動かすことで自分を表現できる喜びを感じ、勝負の世界へとのめり込んでいった。
▼しかし、大学一年の時、右肘靭帯を損傷。引退の危機に迫られる。苦難の末、伝説の一本背負い投げが生まれた。その時著者は、ピンチが好きになったという。なぜならピンチを脱したときこそ、成長を実感できたからである。
▼また二度の世界挑戦に挫折した後、勝ちたい一心の気持ちから、自分の弱さを受け入れ、己を客観的に見つめ直し、悲願のオリンピック金メダルを獲得する。
▼そして、柔道を教えてもらった兄との対決、小川直也選手と戦った無差別級の死闘、怪我をして金メダルを取れると確信したオリンピックの舞台、まさに著者の人生は挫折とそれを乗り越える戦いであった。
▼自分に勝ち、相手を制す考え方を説く一冊!
●序章 己の弱さを知ることで強くなれる
●第1章 限界に挑んでこそ、成長できる
●第2章 勝負は心の強さで決する
●第3章 自分に勝ち、相手を制す
●第4章 自分への挑戦者として生きる
●第5章 柔の道は、人を育て、人を活かす
内容説明
勝負してこそ、新しい自分が生まれる。“絶望から生まれた一本背負い投げ”“小が大を制す心”“怪我をチャンスに変えてつかんだ金メダル”昭和、平成の三四郎と呼ばれ、柔の道に命を賭けた熱き人生とその哲学。
目次
序章 己の弱さを知ることで強くなれる
第1章 限界に挑んでこそ、成長できる
第2章 勝負は心の強さで決する
第3章 自分に勝ち、相手を制す
第4章 自分への挑戦者として生きる
第5章 柔の道は、人を育て、人を活かす