出版社内容情報
2000年12月よりBSデジタル放送がスタート。今後、放送のデジタル化がインターネットと結びつくことでどうなるかを、図解する。 現在、放送と通信が融合しつつあり、「見る放送」から「使う放送」へとパラダイムシフトが起こっている。放送と通信が完全に一体になることはないが、確実に重複する部分が増えている。「e放送」というのは、著者が名づけたものであるが、通信と融合することにより双方向性を兼ね備えた放送というものは、まさに「e放送」と呼ぶのがふさわしいと言えるだろう。▼本書は、この新しいキーワードを軸にして、これからの生活が、ビジネスが、どう変わるのか、その全貌を図表やイラストを交えて解説したものである。全体は、「『e放送』の息吹」「『e放送』への歩み」「『e放送』ビジネス始動開始」「『e放送』が生活を変える」の四章から成る。▼すでに新聞紙上やテレビでこの「e放送」という言葉が紹介され始めている。▼BSデジタル放送開始後の21世紀初頭、テレビ生活、インターネット生活、そしてビジネスがどうなるのかが見えてくる。 ●第1章 “e放送”の息吹?アナログのデータ放送と双方向サービスの走り ●第2章 “e放送”への歩み?進展する放送のデジタル化、広告の変容 ●第3章 “e放送”ビジネス始動開始?テレビ局のインターネット取り組みと“e放送”の曙光 ●第4章 “e放送”が生活を変える?身の回りが変わる、教育が変わる、医療が変わる
内容説明
放送と通信の融合による新たな放送サービス「e放送」。これからの生活やビジネスがどう変わるのか、その全貌を図やイラストを交えて徹底解明。
目次
第1章 “e放送”の息吹―アナログのデータ放送と双方向サービスの走り(アナログのデータ放送の仕組み;アナログのデータ放送と文字放送はここが違う;アナログのデータ放送の送信方式 ほか)
第2章 “e放送”への歩み―進展する放送のデジタル化、広告の変容(放送の種類もさまざま;放送デジタル化のスケジュール;民放キー局のBS放送への参入 ほか)
第3章 “e放送”ビジネス始動開始―テレビ局のインターネット取り組みと“e放送”の曙光(民放キー局のインターネット戦略;利用者も多い有料サイト;インターネットはテレビと競合するのか ほか)
第4章 “e放送”が生活を変える―身の回りが変わる、教育が変わる、医療が変わる(テレビ番組の見方が変わる;ドライブが変わる;音楽番組の楽しみ方が変わる ほか)