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春風を斬る―小説・山岡鉄舟

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  • サイズ B6判/ページ数 475p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569612768
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

  「私」を捨て「公」のために生き抜いた幕末の剣客・山岡鉄舟。勝海舟とともに江戸城総攻撃を中止させた男の美学を描く長編歴史小説。  幕末・維新期に活躍した剣客・山岡鉄舟。その名は「幕末三舟」として勝海舟、高橋泥舟と並び称されている。時流や権力に決して阿(おもね)ることなく大道を貫いた鉄舟の生きざまは、西郷隆盛をして、「命もいらず、名も要らず、官位も金も要らぬ人は始末に困る。しかし、この始末に困る人ならでは、苦楽をともにして国家の大業を成し得られる」と言わしめた。▼本書は、この時代の変革期に生きた男の生きざまと魅力をあますことなく描いた長編歴史小説である。▼慶応四年、江戸を目指す新政府軍に単身乗り込み、江戸城総攻撃を阻止。維新後、多くの志士たちが猟官運動に走るなか、零落した徳川慶喜に従い、駿河に赴き、富士の裾野の開墾などを行う。やがて、この実直かつ右顧左眄しない言動は明治天皇の心を捉え、厚い信任を得ていく??。▼「忠」を尽くし、「公」を貫いた男の美学を描き出す、構想七年、執筆に四年の歳月をかけた著者渾身の力作である。  ●第1章 青雲湧き立つ ●第2章 ボロ鉄の青春 ●第3章 開国か攘夷か ●第4章 風雲の江戸無血開城 ●第5章 迷走する明治維新 ●第6章 爽快なり、帝の侍従 ●第7章 大悟の朝 ●第8章 電光影裏、春風を斬る

内容説明

慶応四年、江戸を目指す新政府軍に単身乗り込み、江戸城総攻撃を阻止した男、山岡鉄舟。その右顧左眄しない言動は、やがて明治天皇の心を捉え、厚い信任を得る―。時流や権力に阿ることなく、大道を突き進んだ男の生き様を描く長編歴史小説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

depo

1
図書館リサイクル本。感動した。4年前から所有していたのに、なぜもっと早くに読まなかったろうと悔やまれる。2022/06/12

シモベー

0
⭐️⭐️⭐️筋を通す武士道を一途に体現した人。西郷隆盛とのやりとりがとても良い。2015/05/06

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