出版社内容情報
アメリカの成長が止まり、一気にお金が日本に流れ込む状況は近い。余剰金をどう活かせば再生できるか。柔らかに世界を牛耳り繁栄する方策を問う。 日本経済は一進一退を繰り返しているが、いつこの局面は変わるのか。▼本書では、アメリカで活躍する金融アナリストが「資本の論理」による日米経済の動向を読み解き、潮の変化を予測する。▼まず著者は今年4月のアメリカの株価大暴落が一つのシグナルで、いよいよ、資本のアメリカ一極集中化が終わったと指摘する。そしてお金はアジア、特に日本に還流し、日本の株価は今年秋以降急速に回復し、上昇トレンドは暫く続くと述べる。一方産業競争力の動向を見ると、アメリカのIT革命はもう終盤戦にさしかかったが、日本はこれから始まる段階。よって資本は日本のIT関連企業にどんどん流れていく、と説明する。そして再び経済大国として影響力を取り戻した日本は何をすべきか。「世界の国に与え続け、明確な影響力を行使ししない。これによって世界は日本を一目置くだろう」と論じる。▼21世紀の日本経済の行方を読み、戦略を考える力作評論。 ●第1章 「ボトムの日本」はもう終わる ●第2章 IT革命・本当のインパクト ●第3章 いよいよ崩落するアメリカ ●第4章 日本が引っ張る新しい世界へ ●第5章 世界を繁栄に導く「ギブ戦略」
内容説明
好況への材料、目白押し!「アメリカ一極時代」の終焉、精神資本主義時代の青写真を描く。
目次
第1章 「ボトムの日本」はもう終わる(すべての面で最悪だった90年代の日本;アメリカを追い越したとき日本のボトムは始まった ほか)
第2章 IT革命・本当のインパクト(IT産業の本質は“コバンザメ産業”;オールドエコノミーのムダをなくす ほか)
第3章 いよいよ崩落するアメリカ(ナスダックの高値が続くのはあと2年;アメリカに起こりはじめたインフレ懸念 ほか)
第4章 日本が引っ張る新しい世界へ(IT産業のための資本市場はまだ始まったばかり;日本で成功するベンチャーは300社中3社以下 ほか)
第5章 世界を繁栄に導く「ギブ戦略」(日本が救っているからアメリカの繁栄がある;馬鹿にされるほど大きくなる日本の支配力 ほか)
-
- 電子書籍
- ROOM NO.1301#1 おとなり…
-
- 和書
- たべてあげる