ジャパン・モデル―日本が米国を再び追い抜く日

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ジャパン・モデル―日本が米国を再び追い抜く日

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  • サイズ B6判/ページ数 173p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569612539
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C0030

出版社内容情報

  「成熟の時代」「第二の敗戦」「グローバル・スタンダード」は幻想だった! 時代のキーマンへの取材を通じて日本新生の道標を描く。  バブル崩壊以降、長引く不況の理由を説明する言葉がわが国では氾濫してきた。「成熟の時代」「第二の敗戦」「グローバル・スタンダード」……。だが著者は、これらの言葉は全て誤りだと断言する。▼90年代に入ってからの日本が混迷したのはなぜか。それは日本が目標を見失っていたからだ、と著者は見る。金融パニック、インターネットといった「黒船」に、当初多くの日本人は恐れおののいていたが、やがてそれが「新たな目標」であることに気づいた。▼目標が見えれば、日本は幾多もの障害を乗り越えて走り出す。事実、われわれは、オイル・ショック、円高、環境問題などをクリアしてきた。▼「日本人にはオリジナリティがない。だから、IT、ゲノムでも出遅れた」といわれるが、これも誤りであることを著者は論証する。日本にはカネ、技術、柔軟性だけでなく、オリジナリティもある、と。▼IT時代の日本の「武器」とは何かを、キーマンへの取材とともに提示する。  ●第1章 「新しい成長」が始まった??日米再逆転の可能性は“あり”だ ●第2章 新・特許戦争??米国が仕掛けてきた「新しい戦争」から何を学ぶか ●第3章 日本発 ITビジネス「勝者の条件」??5人のキーパーソンが語る“ジャパン・モデル” ●終章 日本は「ジャパン・モデル」をつくれる??そのとき、米国の「独り勝ち」は終焉を迎える

内容説明

われわれには「スタンダード」を創る力がある―。IT時代のキーマンが多数登場。

目次

第1章 「新しい成長」が始まった―日米再逆転の可能性は“あり”だ(日本はどこへ向かおうとしているのか;「成熟の時代」は間違った時代認識;アメリカの仕掛けた戦争に気づかなかった日本 ほか)
第2章 新・特許戦争―米国が仕掛けてきた「新しい戦争」から何を学ぶか(ビジネスモデル特許の衝撃―出願ラッシュに沸くアメリカ‐日本よ、どうする?;プロ・パテント戦略の真相―特許を制する国が世界を制するのは歴史の事実なり;ヒトゲノム戦争の反省―もともと先頭を走っていたのは日本だった)
第3章 日本発ITビジネス「勝者の条件」―5人のキーパーソンが語る“ジャパン・モデル”(日本オラクル 佐野力会長兼CEO;トレンドマイクロ スティーブ・チャン社長;楽天 三木谷浩史社長 ほか)
終章 日本は「ジャパン・モデル」をつくれる―そのとき、米国の「独り勝ち」は終焉を迎える(なぜ日本は世界最強のモノづくり国たりえたか;「開発」+「スピード」の時代;グローバル・スタンダードの虚実 ほか)