出版社内容情報
ある日、赤いハンカチを見つけたフレディ。いろいろと使い途を考えた末、凧を作って空高く飛び出した！ ところが空にはコウノトリが……。 ある日、カエルのフレディは赤いすてきなハンカチをひろいました。フレディはその使いみちをいろいろ考えてみます。毛布にすればあったかいだろうな。日よけにすることもできるぞ。革命を起こすことだって可能だ！ あれこれ考えたすえ、フレディは二本の小枝をひろってきました。その小枝を使ってフレディが作ったのは、何とたこだったのです。フレディをのせたたこは大空へまい上がりました。大空をゆうゆうとまうフレディ。さかさまにのるのだってお手のものです。こうして空中散歩を楽しんでいたフレディに突如危険が迫ります。 宿敵のコウノトリがあらわれたからです。コウノトリはエサが向こうからやってくるのですから大よろこび。さて、絶体絶命のフレディの運命は!?▼本書は「カエルのフレディ」シリーズの一冊として、『カエルのフレディ 海を行く』と同時に刊行する、子どもから大人まで楽しめる傑作絵本です。
内容説明
冒険好きのフレディは大空に舞いあがったが…子どもから大人まで楽しめる傑作絵本。
著者等紹介
きしむらこたろう［キシムラコタロウ］
岸村小太郎。１９５４年生まれ。北海道大学工学部大学院修了。化学メーカー勤務のかたわら、翻訳を勉強。第１９回ＢＡＢＥＬ翻訳奨励賞努力賞受賞。第１回いたばし絵本翻訳大賞審査員特別賞受賞。訳書に『眠りの癒し』（産調出版）など
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けんちゃん
15
図書館で。カエルのフレディは、拾ったハンカチをどう使おうか、いろいろ試してみます。革命の旗…には爆笑しましたが、ついにハンググライダーを作って空へ飛び立ちます。気持ちの良い空の旅、天敵との出会いもありますが、機転を利かせてクリアします。イラストの中には、どう見てもカエルに見えないカエルも出てきます。大人にとってはご愛嬌で楽しいのですが、子どもに見せたら激しく突っ込まれそうな絵本です。2011/11/03
遠い日
13
めげないカエルのフレディ。危険は危険、すんだことはすんだこと。またしても、空の冒険に立ち向かうそのパワーを、もうちょっと違うことに使ったら、もっとすごいことができる！2015/12/01
pocco＠灯れ松明の火
5
読友紹介本：またやっちゃった、カエルのフレディ。赤旗を振るカエル、見てみたい。＞＞私「君には怖いものってないのかい？」 フレディ「攻撃は最大の守り、というじゃないか」2012/08/28
二条ママ
2
次女４歳4ヶ月。図書館本。賢いカエルのこと。カエルの絵はシンプルなのに、生き生きしていて、素晴らしい。2020/09/30
