出版社内容情報
のっぺい汁、一本饂飩、軍鶏鍋など、池波正太郎もこよなく愛した極上の味、ここにあり! 名料理人によるレシピと珠玉のエッセイ集。 鬼平料理を実際に作ってみたいと思っている方、そして池波作品に魅了されている方に名料理人によるレシピと珠玉のエッセイ集を贈ります。料理を手がけたのは、江戸料理の研究で知られる大塚「なべ屋」の主人、福田浩氏。エッセイを書いたのは、子供の頃から池波正太郎氏と顔なじみであった逢坂剛氏。江戸時代の人情ものに多くのファンを持つ北原亞以子氏。二人とも直木賞作家である。 鬼平がにぎり寿司を食べないわけ、また二人の作家が池波正太郎氏から教わったことなど、ほかでは聞けない話を満載。 さらに、鬼平が大好きだった小鍋だてほか、軍鶏鍋、筍飯、のっぺい汁、田螺とわけぎのぬた、蒟蒻と油揚げの白和えなど、現代の私たちが食べても、ほんとうにおいしい、旬の香り豊かな料理の作り方が、懇切丁寧に説明される。 池波正太郎「鬼平犯科帳」のファンはもちろんのこと、すべての食いしん坊に贈りたい、楽しいカラーの一冊である。 [1.鬼平の味 春・夏篇]<春>●菜飯ととうふの田楽、汁 ●田螺とわけぎのぬた ●白魚と豆腐の小鍋だて 他 <夏>●筍飯 ●鰹の刺身と独活の和えもの ●葱入り炒り卵と独活の味噌汁、空豆の塩茹 他 [2.料理の楽しみ、作品を味わう] [3.鬼平の味 秋・冬篇]<秋>●鷭のつけ焼きと茄子の田楽 ●一本饂飩 ●麦飯とダイコンの味噌汁、鰈の煮つけ 他 <冬>●軍鶏鍋 ●茶飯と餡かけ豆腐、けんちん汁 他
内容説明
鬼平料理を実際に作ってみたいと思っている方、そして池波作品に魅了されている方に、名料理人によるレシピと珠玉のエッセイを贈ります。また、鬼平がにぎりずしを食べないわけ、二人の作家が池波正太郎氏から教わったことなど、他では聞けない話も満載。
目次
1 鬼平の味 春・夏篇(菜飯ととうふの田楽、汁;田螺とわけぎのぬた;白魚と豆腐の小鍋だて ほか)
2 料理を楽しみ、作品を味わう―鼎談(逢坂剛;北原亜以子;福田浩)
3 鬼平の味 秋・冬篇(鷭のつけ焼と茄子の田楽;一本饂飩;麦飯と大根の味噌汁;鰈の煮つけ;鰻の蒲焼 ほか)
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