出版社内容情報
現代社会を読み解くには、大学の経済学の知識だけでは不十分。より経済現場に即し、実生活に役立つ「実態経済学」の最良のテキスト。 「経済学はむずかしい」とよく言われる。確かに経済の理論の中には高度な数学を駆使した難解なものもある。しかし、よくよく考えてみれば、実際の生活に役立たない経済学など意味がない。我々に一番身近なのは、地価、株価、金利、物価などの変動であり、それらはふつう「実体経済」と呼ばれる。 従来、経済理論をなるべくわかりやすく解説しようとした本はたくさんあった。一方で、実体経済をわかりやすく解説した本もたくさんある。本書の意義は、ちょうど両者の橋渡しをしようとした点である。経済学の基本的な理論を前提として、それが実体経済にどのように生かされているかを説いている。それが為替相場や価格変動を読み解く手がかりとなるのだから、まさに「実用経済学」である。 新聞やニュースを見て「なぜ今、円高が進んでいるのか」「なぜ貿易が黒字なのに不況なのか」と疑問を抱く人がいるだろう。本書はこうした素朴な疑問に明確な解答を与えてくれる。 ●第1章 経済センスをみがこう ●第2章 景気動向はこうして読もう ●第3章 日本経済が直面する諸問題とは ●第4章 会社の実態を見抜く法 ●第5章 市場メカニズムを理解しよう ●第6章 為替相場をどう読むか ●第7章 世界経済をどう読むか ●第8章 経済学の流れを知っておこう
内容説明
「ケインズ」から「金融工学」まで。日本の財政は大丈夫なのか、この低金利はいつまで続くのか、地価はどこまで下がるのか、会計ビッグバンとは何かなど、本当に役だつ経済解説書。
目次
第1章 経済センスをみがこう
第2章 景気動向はこうして読もう
第3章 日本経済が直面する諸問題とは
第4章 会社の実態を見抜く法
第5章 市場メカニズムを理解しよう
第6章 為替市場をどう読むか
第7章 世界経済をどう読むか
第8章 経済学の流れを知っておこう
感想・レビュー
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