出版社内容情報
高天の原はどこか、八俣の遠呂智とは何か、天照大御神とは……文章の裏に隠された日本古代の真実の姿に迫る歴史ファン待望の書。 古代日本にあった邪馬台国、そこを治める卑弥呼。著者はこれまで邪馬台国を『魏志倭人伝』から探求してきたが、本書では『古事記』『日本書紀』から邪馬台国を探る。そして天照大御神は卑弥呼であると推定する。年代的に見ても二人は活躍している時期が一致する。ともに女王で、夫がなく、男弟があって治国を助けている。また天照大御神の「天の岩屋隠れ」は、卑弥呼が死んだ年の前後に、二年続けて北九州で見られた皆既日食のことなのではないか、など興味ある事例が次々に出てくる。目次を抜粋すると、『魏志倭人伝』の記述は『古事記』と一致する?/「邪馬台」は「ヤマト」と読める/『古事記』にでてくる九州の地名は畿内の三倍以上!/九州と近畿の地名一致の謎/八俣の遠呂智はオロチョン族か、洪水か?/出雲大社はかつて超高速建築だった?/神武東征は邪馬台国の後継勢力が行なった?等、全部で77項目。神話から古代日本最大のミステリーに迫る書! ●第1章 高間の原と邪馬台国 ●第2章 伊邪那岐の神・伊邪那美の神の物語 ●第3章 天照大御神の出現 ●第4章 須佐の男の命と八俣の遠呂智 ●第5章 大国主の神の活動 ●第6章 草薙の剣の謎 ●第7章 八咫の鏡の謎
内容説明
『古事記』『日本書紀』から読み解く古代日本最大のミステリー。天照大御神は卑弥呼だった。
目次
第1章 高天の原と邪馬台国
第2章 伊邪那岐の神・伊邪那美の神の物語
第3章 天照大御神の出現
第4章 須佐の男の命と八俣の遠呂智
第5章 大国主の神の活動
第6章 草薙の剣の謎
第7章 八咫の鏡の謎