幸村―家康を震撼させた男

幸村―家康を震撼させた男

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  • サイズ B6判/ページ数 345p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569607801
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

  あの家康の旗印を倒した男は二人しかいない。信玄と幸村である。家康が最も怖れた男・幸村の縦横無尽の活躍を描いた長編歴史小説。  来年度のNHK大河ドラマ『葵?徳川三代』は関ヶ原合戦から始まって、家康・秀忠・家光の三代の移り変わりを描くものだという。特に家康は徳川三代の礎を築いた英雄で“大御所様”と呼ばれたカリスマであった。 戦国の世にあって、この家康の馬印と旗印を倒し、踏みにじった武将はたったの二人しかいない。武田信玄と真田幸村である。関ヶ原合戦において、幸村と父・昌幸は西軍についた。しかし幸村の兄・信之は東軍についた。家族として共に真田家の将来を案じながら、敵味方に分かれたのである。 大坂の陣で幸村は家康軍をさんざんに苦しめた。さすがの家康も一時は自害を考えたほどだったという。その真田勢の強さの裏には、あの島左近の軍略が生きていた、というのが本書の推理である。左近は関ヶ原で行方知れずとなった。死んだとも言われている。しかし実は生きていて幸村の要請に応じたのだという。本書は真田一族の活躍を新しい視点で描いている。  ●第1章 九度山の流星 ●第2章 邂逅 ●第3章 京、駿府 ●第4章 家康、動く ●第5章 真田丸 ●第6章 流星の陣 ●終章

内容説明

真田勢の強さの陰には、関ヶ原で死んだはずの島左近の軍略が生きていた!新しい視点で真田一族の活躍を描いた長編歴史小説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

吾亦紅

2
壮絶な最期を遂げた真田幸村の晩年を描いているが、不思議とゆったりした読後感がある。 山育ちである若者・猿飛佐助の、優しく無垢な心が物語の柱を支えている。幸村や才蔵達との対等なやりとりも心地良かった。 欲を言えば、登場する女性達の心情についても、もう少し踏み込んで書いてほしかったが。 2012/10/09

s

1
大阪の陣における真田勢の反則級の強さの秘密は 実は関ヶ原で死んだはずの勝猛だったり清興だったりするあの人の教えによるものだった・・・というちょっと夢のあるお話(結末は史実通りだけど) 妙に人間くさい十勇士のみなさんもいい味出してますもうちょい気張れや!って気もしないでもないけど2009/05/16

ぐら

0
大阪の陣を舞台にした、真田幸村という人を描いた作品。いい男だし、いい生き様です。猿飛佐助がいいアクセント。2009/05/24

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