出版社内容情報
ユーモアと詩情溢れる待望の最新エッセイ集。 イギリスでの運河遊び、高原での避暑、と憧れは尽きねど、仕事に追われてままならぬ日常を詩情とユーモアたっぷりに綴るエッセイ集。 リンボウ先生こと著者が憧れるのは、清貧ならぬ「清富」の人・井原西鶴。「俗の俗なることを愛し、しかし、それにおぼれず、ひたすら澄み切った眼力を以て世の有様、人の成り行く果てを観察し切った」という。この西鶴のような生き方こそが、著者がいうところの「閑雅」なのである。……が、このめまぐるしき現代、東京の郊外に暮らす著者の毎日は、実際には、学校や家庭の雑事に追われ、無粋な編集者たちからの原稿の催促に追われ、とかくままならないことばかり。著者は、その忙しさに疲労困憊しながらも、寸暇を惜しんでは、イタリアの恋の歌曲をレッスンし、好物のサツマイモを料理し、また、山荘で流れ行く雲を眺めて、「閑雅な暮らし」を楽しんでいる。 本書は、そんな著者の日常を、情緒たっぷり、ユーモアいっぱいに綴ったエッセイ集である。ここ三年間ぐらいの間に、雑誌や新聞などで発表したエッセイ72篇を収録した、読みごたえ十分の一冊である。
内容説明
俗を愛し、俗に溺れず。人生を味わうエッセイ72篇。
目次
第1章 田園へ
第2章 暮らす
第3章 旅へ
第4章 歌う、詠う
第5章 ノスタルジア
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
おいしゃん
13
相変わらず、安定の面白さ。生活、旅、そして本業の文学、声楽までなんでもござるなエッセイ集。2014/03/03
ダリア
1
KindleUnlimitedにて。エッセイは共感できる著者だと著作をどんどん読みたくなるようだ。東海林さだおさんの『丸かじり』シリーズはほぼ共感できる。結果、入手できる限り読破した。椎名誠さんのエッセイは8割共感できる。さて、リンボウ先生は漢字の多い椎名誠さんという感想があって少々納得した。共感度は本作品において6割かしら。この人はインテリなんだと思ったので、多分そのあたりが共感できない箇所だったのかもしれない。クラダーリングはネットで画像を確認した。なかなか素敵なデザインだ。2026/06/09
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