ハイエク―マルクス主義を殺した哲人

ハイエク―マルクス主義を殺した哲人

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  • サイズ B6判/ページ数 277p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569604046
  • NDC分類 331.72
  • Cコード C0030

出版社内容情報

  閉塞感漂う日本の突破口とは何か。英国の危機を救ったサッチャー革命の教科書、ハイエクの自由主義論に日本の活路を見出す。  日本経済は今未曾有の大不況の真最中にある。しかし、英国も米国もかつては今の日本と同じような状況に苦しんでいた。それを打破したのがサッチャー・レーガン革命である。徹底した規制緩和と減税で経済活力を取り戻したのだ。そしてその「自由競争主義」に基づく経済構造が世界の大きな流れになっている。 本書では、そのバイブルとなるハイエクの『隷属への道』を繙きながら、「自由主義』経済の精神を解読する。 内容は「『自由』は『民主』を凌駕する」「『競争』と『規制』の中庸は難しい」「『統制』と『保護』は発展を阻害する」「『法』の確立が強い経済を生む」「『お金』の自由こそが幸福の源」「『私有財産』の肯定が活力をつくる」「『福祉国家』という甘い罠」「文明の発達は『伝統の力』から」などの切り口で、これからの社会のあり方を説き明かす。 「安い税金」と「規制なき自由競争」が日本経済復活への条件と喝破する、深い警世の書。  

内容説明

「安い税金」と「規制なき自由競争」が日本に活力を呼び戻す!サッチャー・レーガン革命を導いた「繁栄」のバイブル。

目次

自由主義こそが経済繁栄を生む―見捨てられた道
「自由」は「民主」を凌駕する―偉大なユートピア
「競争」と「規制」の中庸は難しい―個人主義と集産主義
「統制」と「保護」は発展を阻害する―計画の「不可避性」について
「権力者」は未来を見通せない―計画化と民主主義
「法」の確立が強い経済を生む―計画化と「法の支配」
「お金」の自由こそが幸福の源―経済統制と全体主義
「私有財産」の肯定が活力をつくる―誰が、誰を?
保証が特権になる危険―保障と自由
会社主義体制は人間性を破壊する―なぜ最悪の者が指導者となるのか〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヨンデル

1
昔読んだ本です、整理のため登録しています。2024/04/24

山根清志

1
「メディアは、人々が統制する側を信頼するように仕向けるためだけに使われる」 「疑いや躊躇を生む可能性ある情報は発表されないようコントロールされる」 「何が真実かということへの感覚が狂ってくると、全体主義に一歩近づいたと考えなければならない」 「善良な人がすべて民主主義的で、政治に参加しようとするはずだというのは思い違い」 「善意で行動する人が一生懸命やると、ひたひたと全体主義の側にいってしまう」 「全体主義は『全体のための善』であることなら何をやってもよい」  「平和を叫ぶ人人間が一番戦闘的」2024/04/15

takao

1
・西山千明氏の訳本。西山氏はハイエクの教え子。 ○自由、私有財産、(民間の独占企業) ×平等、計画経済、税金、全体主義、(国有の独占企業) 2019/12/22

りんふぁ

0
ハイエクの考え方好きです。2010/07/28

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