出版社内容情報
閉塞感漂う日本の突破口とは何か。英国の危機を救ったサッチャー革命の教科書、ハイエクの自由主義論に日本の活路を見出す。 日本経済は今未曾有の大不況の真最中にある。しかし、英国も米国もかつては今の日本と同じような状況に苦しんでいた。それを打破したのがサッチャー・レーガン革命である。徹底した規制緩和と減税で経済活力を取り戻したのだ。そしてその「自由競争主義」に基づく経済構造が世界の大きな流れになっている。 本書では、そのバイブルとなるハイエクの『隷属への道』を繙きながら、「自由主義』経済の精神を解読する。 内容は「『自由』は『民主』を凌駕する」「『競争』と『規制』の中庸は難しい」「『統制』と『保護』は発展を阻害する」「『法』の確立が強い経済を生む」「『お金』の自由こそが幸福の源」「『私有財産』の肯定が活力をつくる」「『福祉国家』という甘い罠」「文明の発達は『伝統の力』から」などの切り口で、これからの社会のあり方を説き明かす。 「安い税金」と「規制なき自由競争」が日本経済復活への条件と喝破する、深い警世の書。
内容説明
「安い税金」と「規制なき自由競争」が日本に活力を呼び戻す!サッチャー・レーガン革命を導いた「繁栄」のバイブル。
目次
自由主義こそが経済繁栄を生む―見捨てられた道
「自由」は「民主」を凌駕する―偉大なユートピア
「競争」と「規制」の中庸は難しい―個人主義と集産主義
「統制」と「保護」は発展を阻害する―計画の「不可避性」について
「権力者」は未来を見通せない―計画化と民主主義
「法」の確立が強い経済を生む―計画化と「法の支配」
「お金」の自由こそが幸福の源―経済統制と全体主義
「私有財産」の肯定が活力をつくる―誰が、誰を?
保証が特権になる危険―保障と自由
会社主義体制は人間性を破壊する―なぜ最悪の者が指導者となるのか〔ほか〕
感想・レビュー
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ヨンデル
山根清志
takao
りんふぁ