出版社内容情報
地球誕生の瞬間を1月1日とすると人類の誕生は12月31日……? 気象、地質、生物、歴史など、面白い切り口から地球の全容を明らかにする。 気象、地質、生物、歴史……。地球を学ぶには様々なジャンルを覗いてみなければならない。本書は、そのような多分野における現象を関連付けて紹介し、地球の姿を立体的に理解できるようにした画期的な一冊。 例えば、地球誕生を1月1日、現在を12月31日と仮定した「地球カレンダー」では、大気の誕生や生命の出現といった過去の出来事が、地球史上いつ頃に位置するのかがわかる。また「恐竜」の章では、その絶滅の原因として隕石衝突説を挙げ、メキシコの地下に眠る巨大クレーターを検証。「火山」の章では、ハワイ諸島の並び方の秘密を地球内部のマグマの活動から解説している。その他、オーロラの正体や生命の進化の謎、深刻化している地球環境の実態など、読みごたえのある内容が満載。 全項目クイズ形式で出題し、解説にはイラストや図解を駆使しているので、どのページからでも楽しく読むことができる。子供から大人まで、幅広く読んで欲しい一冊だ。
内容説明
本書は、地球の姿を立体的に理解するため、地学・生物など多分野における諸現象をできるだけ関連づけて紹介し、地球環境の成り立ちを紹介したうえで、現在進行している環境破壊の様子を記してあります。そのため、環境問題の現状と深刻さを正確につかむことができます。
目次
1 地球の歴史(地球カレンダー;生命と地球史;人間と地球史)
2 地球上のさまざまな現象(気象の不思議;生命の母・海の不思議;地震と火山の不思議)
3 地球環境に適応した生物(生命の進化;恐竜の謎;地球環境に適応した生命の戦略;地球環境と生命の危機)