出版社内容情報
周囲を気にしすぎて心を病む子、瑣末なことにこだわり続ける子、燃えつきてしまった子……。今の子供に特有な病像を描き、解決の糸口を示す。 「叱られただけで、なぜショックを受けるのか?」「真面目な子なのに、なぜ学校に行き渋るのか?」……。話題のベストセラー『失速するよい子たち』で、現代の子どもに特有の病理を描き出した著者が、小児科医として出会った数多くの症例を通して、解決策をアドバイスする、悩める親と教師必携の書。 「他人の目を気にして、つばを飲み込めなくなる子」「小さなことにくよくよして学校に行けなくなる子」「エネルギーが燃え尽きた頑張り屋の少女」等々、最近、親が一生懸命にわが子に接したのにもかかわらず、子育てが裏目に出てしまうケースが、増加している。特に、親や教師から「よい子」という評価を受けている子に、ひどい問題行動が起こる症例が目立っているという。 本書は、そんな子どもの苦しみ、親の嘆きに答えるために、「親が困り果てる症例」を8つの項目に絞って取り上げ、解決の糸口を具体的にアドバイスしたものである。
内容説明
叱られただけで、なぜショックを受けるのか?真面目な子なのに、なぜ学校へ行き渋るのか?話題作『失速するよい子たち』の著者が、小児科医として出会った数多くの症例を通して、解決策をアドバイスする。悩める親と教師必携の書。
目次
第1章 頑固でこだわりすぎる子をどう変えるか
第2章 嫌なことから、すぐに逃げる子をどうするか
第3章 なぜ、子どもの精神の安定が大切なのか?
第4章 なぜ、プライドが高い困った子に育つのか?
第5章 エネルギーが燃え尽きた子どもたち
第6章 友だちに気を遣いすぎる困った子どもたち
第7章 なぜ、価値観を広げる子育てがよいのか?
第8章 子どもの心に「楽しさと輝き」を取りもどす