出版社内容情報
世の中では大事件のニュースが飛び交うが、大方の人の最大の関心と悩みは日常身辺のこと。身も心もスッキリする紙上カウンセリング。 世の中にはまじめすぎるために悩みを大きくし、自分で自分を苦しめている人がいる。一方、「お気楽」に振る舞いすぎて周囲に迷惑をかける不まじめな人間もいる。本書は、まじめな読者に「非まじめ」領域の生き方をすすめる。肩の力を抜いて生きるヒントを満載。 第1章から第3章は「気楽に生きるヒント」「心を強くするヒント」「人づきあいのヒント」と称し、軽妙な語り口のエッセイで、柔軟かつしなやかに生きる方法を指南する。第4章は「ドクター頼藤のお悩み相談室」。精神科医として、というより一人の人間として、“ありきたりの人生相談”とはひと味違った回答をしている。 まじめに「非まじめ」を説く本ではなく、文章自体が「気楽に」書かれているため、読者も構えず気楽に読み進められる。抱腹絶倒の回答があれば、妙に説得力のある教訓も。一冊読み終える頃には悩んでいたことさえ忘れてしまいそうな、身も心もスッキリの紙上カウンセリング。
内容説明
「ほどほど」が生きやすい。「まじめ」「取り越し苦労」「心配症」「融通がきかない」「気にしすぎる」―自分で自分を苦しめている人へ、ちょっと肩の力を抜いて生きるヒント。
目次
第1章 気楽に生きるヒント(五十点の生き方ができますか?;相手は他人だ、望みすぎるな;自分にピッタリの“気楽”を探せ ほか)
第2章 心を強くするヒント(人生の節目を乗り越える;心を癒す時間のつくり方;「打たれ強い」人間になるには ほか)
第3章 人づきあいのヒント(人づきあいで悩む人のために;相手の気持ちがわかるとは;性格の合わない人とのつきあい方 ほか)
第4章 ドクター頼藤のお悩み相談室(「きれいごとは他人事」では困る人生相談;摂食障害は甘受すべき?―少量を味わって食べる訓練を;突然頭の中が真っ白になる―不安発作のような心理反応かも ほか)
感想・レビュー
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ひと
猫森
naopyuru