内容説明
「生」「死」「死後の世界」へと持続するヴィジョンを、初めて体系的に論じた大思想家による唯一無比の古典的名著の抄訳・入門・決定版。
目次
第1章 死からの覚醒と永遠の生命
第2章 人間は死後、地上の肉体しかあとに残さない
第3章 死後の人間の性質
第4章 死後の喜びの変化
第5章 死後の第一の状態
第6章 死後の第二の状態
第7章 死後の第三の状態
第8章 無条件的な慈悲によっては誰も天界に入れない
第9章 天界に入る生活を送ることは、一般に信じられているほどむずかしくはない
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
大森黃馨
3
元来図書館閉架書庫のものだったので事前には分からなかったが実は妙訳編集版そのせいかなかなか読書にのれずス氏を初めて読む方は霊界日記の方が読み易いかもしれない ス氏が輪廻転生に否定的なのは意外輪廻転生無しに天界や霊界が存在する意義は何であろうただ一度の生を経て天界や地獄へ行きではその先はどうなるのか何になってゆくというのかどうにも理に叶わない気がする 2022/08/16
きんちゃん
3
ウィリアム・ブレイクの詩「天国と地獄の結婚」がどうしても理解したくて、その参考に成る文献のひとつとして読んだ。いわゆる死後の世界とか臨死体験とか、本人が見た世界、体験したことを書き綴ったもので、当時から現在まで洋の東西を問わず多くの人に影響を与えてきた書物だ。2013/08/02
Rockwell
2
非常に読みやすかった。「天界に行ったんだが質問ある?」というスレットをたてられそうです。死後、人間の記憶は引き継がれ、肉体を捨てて霊となり、愛に満ち溢れた天使に連れられ、自分にあったフェーズへと「移行」していくらしい。キリスト教的基礎知識がない場合には理解しにくいかも。2013/12/11
Ryoko
1
天国に行く人、地獄に行く人はどんな人かが書かれているが、それが哲学書のようで非常に読みづらく内容も興味が持てなかったので途中で読むのを止めた。以前読んだ「霊界からの手記」はすごく面白かったのに。残念。2021/06/20