出版社内容情報
150冊を超える内外の文献比較から「日本的経営」の実像を明らかにし、「企業の成功」と「社員の幸福」が一体となる方策を考える。 経営学の不変のテーマ「日本的経営」は、これまで内外の研究者によってどのように論じられてきたのだろうか。本書は、150冊を超える代表的文献の議論を整理・統合することで、日本的経営の実像を明らかにしようとする意欲的な試みである。 本書の目次は以下の通り。[第1章]日本的経営論の系譜 [第2章]日本的経営とは何か [第3章]終身雇用制と年功制 [第4章]集団主義と忠誠心 [第5章]文化的影響と特殊性 [第6章]日本企業の未来像。 本書の考察を通して、著者は「企業と社員の一体感の追求」と「生真面目に努力する社員の尊重」ということが、「日本的」か否かという議論を超えて、経営の普遍的な成功条件であり、そして、現在閉塞状況にある日本企業の再生は、「人はなぜ働くのか」という本質論に立ち戻ることなくしてありえないという結論に至る。それ以外にも多くの示唆と問題提起に富んだ本書は、企業人、研究者、学生必携の好テキストである。
内容説明
「日本的経営」は、これまで内外の研究者によってどのように論じられてきたのか。本書では、「三種の神器―終身雇用制・年功制・企業別組合」、「集団主義と忠誠心」「特殊性と普遍性」などの主要な論点にもとずいて、150冊を超える代表的文献の議論を整理・統合する。
目次
第1章 日本的経営論の系譜
第2章 日本的経営とは何か
第3章 終身雇用制と年功制
第4章 集団主義と忠誠心
第5章 文化的影響と特殊性
第6章 日本企業の未来像
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
SOMA
乙郎さん
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- 電子書籍
- 3.3.7ビョーシ!!(6)