出版社内容情報
40年間300冊以上の、ベストセラー・ロングセラーを書下ろしてきた著者がその秘訣を初めて公開。万人に勇気を与える革命的文章読本。
内容説明
「ラブレターが作文の原点だ」「とにかくまず一行書く」「自分の文章を評価するな」40年間300冊以上の、ベストセラー・ロングセラーを書き下ろしてきた秘訣を初めて公開。万人に勇気を与える革命的文章読本。
目次
第1章 好きでもないものをわざわざ書いていないか
第2章 あなたは「自分の頭で考える」タイプか
第3章 一行はじめに書きさえすればうまく行く
第4章 億劫にならずに書き進める法
第5章 背のびをした文章は人を感動させない
第6章 自己を直視しないと行き詰まる
第7章 「偉そうな文章」に隠された心理
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaze
11
大昔、加藤諦三にハマっていたので、なんだか懐かしくなって読んだ。30年ぶりに読んでも加藤諦三は加藤諦三だった。 要するに書きたいことを素直に書け!と言うことに尽きる。 そして、背伸びはするな。当事者として書け。自分の立ち位置を勘違いするな。自分の頭を使って書け。ていうか、自分の頭を使って生きてこそ書くことも生まれる。という内容でした。ちょっと繰り返しが多かったかなw 2021/02/12
可不可
5
勉強になったものの、この本はくり返しが多い。思わず奥付を見て、著者が執筆した年齢を調べた。(きっと著者は80代後半を過ぎて頭がくるくるし、「くり返し」が多発しているとにらんだのですが。)ですが、なんと、執筆されたのは還暦のあたりだった。なんだ、この本! 半分くらいに圧縮したら、良い本になると思います。学生の頃、ぼくは著者の『高校生日記』を読んで感動した(めちゃ感動した)だけに、妙な気分。なんだ、この本は!! ……しかし、これだけくり返しができるとは、ある意味、天才だ。たった一つのメッセージは伝わった。2021/04/12