PHP文庫<br> ルンガ沖夜戦

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PHP文庫
ルンガ沖夜戦

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  • サイズ 文庫判/ページ数 322p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569579818
  • NDC分類 916
  • Cコード C0131

出版社内容情報

八隻の駆逐艦と日本海軍最後の”勝利”の全貌。

日本の水雷戦隊はルンガ沖で米大艦隊に遭遇、果敢に魚雷戦を挑んだ! 日本海軍の最後の“勝利”と八隻の駆逐艦の生涯を描いた力作。

太平洋戦争を通じて日本海軍が完勝した最後の海戦「ルンガ沖夜戦」の実態とは?

▼開戦からの半年間、快進撃を続けてきた日本海軍は珊瑚海海戦、ミッドウェイ海戦で大敗を喫し、その主力を失った。一方、米軍は海兵隊を中心に大規模な反攻作戦を強行。日本軍は敗退を繰り返し、ソロモン諸島のガダルカナル島が日本軍の再反攻拠点として残されるのみとなる。そのガ島も、航空基地を作るために送り込まれた日本軍の設営隊が、駆逐艦から輸送される物資によってなんとか生き延びているという有様であった。

▼昭和17年11月30日夜、ガ島近海のルンガ沖で日本の水雷艦隊と米重巡洋艦隊が遭遇する。艦の大きさ、装備、数のどれをとってもはるかに劣る日本軍の駆逐艦が、巡洋艦5隻と駆逐艦6隻の米大艦隊に魚雷戦を挑んだ。この間わずか16分であった……。

▼本書は、圧倒的な劣勢のなかで奇蹟的かつ鮮やかな勝利を収めた“駆逐艦乗りに捧げる鎮魂歌”である。

[1]命令 
[2]出撃 
[3]魚雷 
[4]航進 
[5]敵機 
[6]信号 
[7]直衛 
[8]敵情 
[9]重巡 
[10]豪雨 
[11]サボ 
[12]挿話 
[13]戦闘 
[14]突撃 
[15]手記 
[16]発射 
[17]命中 
[18]避退 
[19]救援 
[20]戦訓

内容説明

昭和17年11月30日夜、ガダルカナル島近海のルンガ沖で日本の水雷艦隊とアメリカ重巡洋艦隊が遭遇する。艦の大きさ、装備、数のどれをとっても劣る日本軍の駆逐艦が、巡洋艦5隻と駆逐艦6隻の大艦隊に魚雷戦を挑んだ!―太平洋戦争を通じて日本海軍が完勝した最後の海戦である「ルンガ沖夜戦」。海戦の経緯を追いながら、8隻の駆逐艦と乗組員たちの見事な戦いぶりを描いた迫真のドキュメント。

目次

命令
出撃
魚雷
航進
敵機
信号
直衛
敵情
重巡
豪雨〔ほか〕

著者等紹介

半藤一利[ハンドウカズトシ]
1930年、東京生まれ。1953年、東京大学文学部卒業。同年、文芸春秋入社。以来『週刊文春』『文芸春秋』各編集長、出版局長、専務取締役等を歴任。1993年、『漱石先生ぞな、もし』で第12回新田次郎文学賞を受賞。1998年刊の『ノモンハンの夏』(文芸春秋)では、第7回山本七平賞を受賞した
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スー

19
108レーダーを装備した重巡洋艦4軽巡洋艦1駆逐艦6の米艦隊は敵の存在に気づかず輸送中のドラム缶を降ろす為にほぼ停止状態になっている駆逐艦8の日本艦隊に忍び寄り完全な奇襲が成功したかに見えたが、警戒していた駆逐艦の高波が敵艦隊を発見!警報を発する、予想に反して突撃してきた日本の魚雷攻撃で米艦隊は大損害を出し日本が不利な態勢から勝利した海戦を日米双方の状況を解説しながら臨場感たっぷりに読めました。日本は高波が沈没、米艦隊は重巡1沈没重巡3隻大破、酸素魚雷が実力を遺憾無く発揮した戦いでした。2020/08/12

Arisaku_0225

1
ルンガ沖夜戦が何故起きたのか。その時日米双方はどのような状況にあったのかを書かれた本。2019/11/07

kisuca

1
酸素魚雷の威力遺憾なく2012/12/28

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