PHP文庫<br> こんな人生を送ってみたい―私が惚れた十五人

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PHP文庫
こんな人生を送ってみたい―私が惚れた十五人

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  • サイズ 文庫判/ページ数 247p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569578712
  • NDC分類 281.04
  • Cコード C0112

出版社内容情報

男冥利の人生を颯爽と歩んだ日本人の群像。

男冥利に尽きる。そう言い切れる人生の形とは。近代日本に足跡を刻んだ15人の人と仕事を辿りつつ、男子の本懐たる生き方を考える。

かつてこの国には、思いをこめて自らの仕事を成し遂げ、歴史に確かな足跡を残した男たちがいた。わが国初の政党内閣を組閣した原敬、稀代の実業王渋澤栄一、企画の天才菊池寛、プロ野球を育成した正力松太郎……男冥利の人生を颯爽と歩んだ十五人。

▼本書は、卓抜なる批評眼で読者の支持を得ている著者が、彼らの生き方を通して理想の人生のかたちを探究する。激動の時代を生き抜いた男たちは、自分の好きを的確に知り、真実一路、一筋道を一貫して歩んだ成功者であるが、少なくともその成功が一から十まで自らの力に拠ると自認する者たちではない。達意の文章で語られる人生の断面は、自らの使命を全うしようとする強い志を表すのみでなく、家族、友人、先輩・後輩、後援者のありがたさをも見事に描いている。まさに読む者の気持ちに迫るエピソードの数々である。

▼不安を抱え、生き方に迷う現代人に、人生における重大な心得を改めて問いかける。

▼『男冥利』を改題

●岩崎弥太郎 
●広瀬武夫 
●岡倉天心 
●原敬 
●滝田樗陰 
●渋澤栄一 
●関一 
●菊池寛 
●小林一三 
●谷崎潤一郎 
●正力松太郎 
●藤原義江 
●西堀栄三郎 
●栃錦清隆 
●松下幸之助 

内容説明

かつてこの国には、思いをこめて自らの仕事を成し遂げ、歴史に確かな足跡を残した男たちがいた。原敬、渋沢栄一、菊池寛、谷崎潤一郎…、男冥利の人生を颯爽と歩んだ十五人。本書は、卓抜なる批評眼で読者の支持を得ている著者が、彼らの生き方を通して理想の人生のかたちを探究する。不安を抱え、生き方に迷う多くの現代人に、人生における重大な心得を改めて問いかけた一冊。

目次

岩崎弥太郎―稀な強運と時代の力に押し上げられた三菱の創始者
広瀬武夫―異国の女性たちから愛された海軍の勇士
岡倉天心―美術界の統領として君臨、失脚後も多くの支持者に恵まれた逸材
原敬―わが国初の政党内閣を組閣して長期政権を維持した宰相
滝田樗陰―大型新人を続々発掘、人力車に乗った『中央公論』の名編集者
渋沢栄一―株式会社の有効性を提唱、五百余の会社を設立した稀代の実業王
関一―学究としての見識を現実に生かし、市民に敬愛された大阪市長
菊池寛―優れた作家であり、『文芸春秋』を主宰した企画の天才
小林一三―独創的な発想で事業を展開、「今太閤」と呼ばれた実業家
谷崎潤一郎―芸術の極致を究め、すばらしい妻に恵まれた小説家〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きるきる

2
途中読み。近代の有名人に対する先生の一言コメント集。コメントはいいんだけど、あまりに情報が薄くて、読みごたえがなさすぎます、先生。これをとっかかりに調べろ、とこうおっしゃると。2011/10/25

rbyawa

1
h079、解説の台無しっぷりは一体なんだこれ(唐突に始まる妻批判)と思っていたら内助の功を誉めたかったのかせめて先にそれ言え、というところで気付いたが、どうも著者氏もあまり冷静ではなく、たまに筆が走りすぎて「その時点の既婚未婚」の最低限の情報すら欠けていたが、まあ逸話やトータル評価を知りたい分にはいいんじゃないかな、全部短いし、たまに意味が取れなくなるだけでまあ詩的とも言えなくもない。文学関係はわりと面白かったかな、それにしても解説いらん…。だいたいは世に出て身を立てるまで、女性関係が切り取ってある感じ。2017/11/23

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