出版社内容情報
不思議現象に魅せられる人間の心の謎に迫る。
超能力、UFO、チャネリング、霊能力等々、不思議現象にまつわるトリックや錯覚を心理学の立場から解明し､人間のこころの謎に迫る｡
「今日の運勢」といった新聞・雑誌の占い記事は必ずチェックしてしまう｡超能力やUFO、あるいは心霊体験などがテレビ番組で特集されれば、マユツバだろうと疑いつつも見てしまう……｡科学万能の時代であるにもかかわらず、われわれ現代人はなぜ科学では説明のつかない未知の世界に好奇心を抱いてしまうのか。
▼そんな謎の解明に迫るのが、不思議現象について心理学の立場からさまざまな検証を試みた本書だ。著者によれば、不思議現象の存在を議論するとき最も危険なのが、「現実に見ないかぎり絶対信じない」という態度だという｡不思議現象は、トリックやイカサマによる捏造が多いことも事実だが､小さな光を目の錯覚でUFOと見間違える、極度の疲労による幻覚症状の中で幽霊を見てしまうといった、人間自身の知覚・感覚の曖昧さや不確かさについて、再認識させられるに違いない。
▼人間の不可思議なメカニズムに驚かされる、目からウロコの一冊。
●序 あなたは超能力を信じるか？
●第1章 超心理の世界
●第2章 無意識がもたらす現象
●第3章 あなたも超能力者？
●第4章 超自然の不思議現象
内容説明
「今日の運勢」など新聞・雑誌の占い記事は必ずチェックしてしまう。超能力やＵＦＯ、あるいは心霊体験などがテレビ番組で特集されると、どうせマユツバだと疑いつつも見てしまう…。このようにわれわれ現代人は、なぜ科学では説明できない未知の世界に好奇心を抱いてしまうのか。本書は、不思議現象にまつわるトリックや錯覚を心理学の立場から解明し、人間のこころの謎に迫る。
目次
序 あなたは超能力を信じるか？
第１章 超心理の世界（ＵＦＯは存在するか？あなたはＵＦＯの存在を信じるだろうか？；幽霊を見た？；目の錯覚が生み出す不思議現象）
第２章 無意識がもたらす現象（予知現象はどこまで本当か？；人の心や出来事が見える超常現象；知覚と錯覚の不思議現象；脳と記憶の不思議現象）
第３章 あなたも超能力者？（超能力とは何か？；サイ現象は本物か？；サイ能力は誰もが持っている！？）
第４章 超自然の不思議現象（自然界の力；霊と死後の不思議現象；生命の限界）
著者等紹介
樺旦純［カンバワタル］
思考心理学者、評論家、著述家。１９３８年、岩手県生まれ。産業能率短期大学（現・産能短期大学）で人事労務関連教科、同大経営管理研究所で創造性開発の研究、指導に携わり、産業教育研究所所長を経て、現在に至る。企業などの社員研修、能力開発を全国規模で精力的にこなすほか、わかりやすい語り口のセミナー・講演でも人気を博している
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