出版社内容情報
一度だけの人生を自分らしく生きる、処方箋。
頑固でしつこい“嫌な自分”に別れを告げるには、自ら自分を変えてみることが大切。一度しかない人生を自分らしく生きるための処方箋。
職場での人づき合い、恋愛問題、夫婦関係、親子のすれ違い、嫁姑の同居など人間関係の悩みは尽きない。自分が周囲から認められているかどうか不安で仕方がない、精一杯周りの人に気を遣っているのに、いい関係を築けないという人は多いだろう。
▼本書は、長年心理学の研究を続け、数々のロングセラーを生み出してきた著者が、人づき合いが楽になる考え方や行動例を示したものである。
▼その基本的な発想は、過剰に周囲に気兼ねすることをやめ、自分の感情を素直に表現し、自分が本当にやりたいことをすることが良い人間関係を築くために大切だというもの。人づき合いでつまづく人は、「のけ者意識」が強過ぎ何らかの役割を果たさなければ周囲から受け入れられないと考え、それが周りの人と打ち解け合うことを難しくしているのだ。つまり心にゆとりをもてば人間関係はうまくいく。
▼バランスのとれた円滑な周囲とのつきあい方を見つけたい人に大いに参考になる一冊だ。
●“一生懸命さ”は不安からの逃避にすぎない
●気兼ね人間の愛は何故しつこいか
●神経症者の不幸な結末
●前向きになれないのは不安だからである
●何故“居場所”を探してしまうのか
●あなたは本当は何がしたいのか
内容説明
自分だけ特別に扱われないと安心できない、何らかの役割をとおしてしか他者とつながれない。その原因は過去の悲しみの体験をひきずっていることにある。のけ者意識を捨て、自分の感情をおし殺すことをやめ、心の傷と正面から向きあえば、他人に左右させられることのない“自分の人生”をつかむことができる。本書では自分の力で心の葛藤をしずめるとともに、心のおきどころを見つける方法を示す。
目次
“一生懸命さ”は不安からの逃避にすぎない
気兼ね人間の愛は何故しつこいか
神経症者の不幸な結末
前向きになれないのは不安だからである
何故“居場所”を探してしまうのか
あなたは本当は何がしたいのか
著者等紹介
加藤諦三[カトウタイゾウ]
1938年、東京生まれ。東京大学教養学部教養学科を経て、同大学院社会学研究科修士課程を卒業。現在、早稲田大学教授、ハーヴァード大学ライシャウアー研究所特別研究員
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感想・レビュー
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薫
みぃ