出版社内容情報
子供を叱る前に読む子育てアドバイス集!
言うことをきかない、友だちをいじめる、ウソをつく、幼稚園や小学校に行けない……子どもを叱る前に読んでおきたい子育てアドバイス集。
幼児・小学生の子をもつ親に共通する悩みは、子どもの「いたずら」や「口答え」だろう。成長とともに憎まれ口をきき、反抗はエスカレートしていく。親はつい頭ごなしに叱りつけ、後味の悪い思いをする。
▼そんな子どもとの戦い(?)の日々を送る親に一読を勧めるのが、幼児教育のベテランによる「叱らない子育てのすすめ」を説く本書だ。
▼その秘訣とは、まず親が子どもの発達過程を学ぶことだという。2~3歳にかけ何かにつけ「イヤだ」と自己主張するのが第一反抗期。次に「口答え」が多くなる小学2~3年頃を中間反抗期と呼ぶそうだ。実は子どもたちのこうした行動は、いずれもやる気や自発性が順調に発達している証拠で、そのとき親が子を「よい子」と認めてやることが大切だという。反抗しない、一見「素直なよい子」ほど、思春期に問題を起こすことが多いらしい。
▼子育てには根気と長い目で見守ることが必要。わが子を叱る前にぜひ読んでおきたい一冊だ。
●第1章 子育てに不安を感じるお母さん
●第2章 親がとまどう子どもの問題状況
●第3章 子どもを信頼し親子共に成長へ
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内容説明
言いつけを守らない、友だちをいじめる、登園・登校を嫌がる。こうした子をあなたは理由も聞かず、叱りつけてはいませんか?親を悩ます「反抗」や「いたずら」も、実は「やる気」と「思いやり」にあふれた子に育つために必要なプロセスなのです。それが分かっていれば、「反抗」や「いたずら」も成長の証だと歓迎できるはず。本書は、経験豊富な幼児教育のプロが説く、わが子をのびのび育てるための知恵袋。
目次
第1章 子育てに不安を感じるお母さん(なぜ子どもへの信頼がゆらぐのか;共働きお母さんが感じる子育て不安)
第2章 親がとまどう子どもの問題状況(いじめっ子、いじめられっ子;不登校の子ども;思春期の問題)
第3章 子どもを信頼し親子共に成長へ(自己統制の能力を育もう;子どもにまかせてやらせてみよう;意欲と責任感を持たせよう)
著者等紹介
平井信義[ヒライノブヨシ]
1919(大正8)年3月、東京生まれ。東京大学文学部、東北大学医学部卒業。母子愛育会愛育研究所所員を経てお茶の水女子大学教授、1970(昭和45)年より大妻女子大学教授、1990(平成2)年より大妻女子大学名誉教授、児童学研究会会長。医学博士
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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