出版社内容情報
自分探しの迷路をさまよう人へのメッセージ。
「やりたいこと」が見つからず、「自分探し」の迷路の中をさまよう若者たちに、人生の中の「仕事」についての考え方を平易に教える。
人生においては、常に「隣の芝生は青い」。他人が、「やっていること」、「持っているもの」、すべてが、自分より恵まれているように見えてしまいがちだ。そんなことから、誰もが、人生という迷路にはまってゆく。たとえば、「自分が本当にやりたい『仕事』とは何なのか?」ということについて、答えを出せず悩む人は数多い。「今の仕事は自分に合っていないんじゃないか?」、「もっといい仕事が他にあるんじゃないか?」……などと、堂々巡りしている。これでは、いつまでたっても気分は晴れないし、その人の人生にとって、決して得になるものでもない。
▼そこで本書では、さまざまな事例ももとにしながら、そういう事態に陥っている人が、とりあえず、そこから脱け出すために、どのように考え、行動を起こしていったらよいのかを、わかりやすく伝授する。
▼今をムダに過ごさないために、ぜひ読んでおきたい、書き下ろし人生論。
●PART1 「やりたいことがわからない」、だから、どうしたというのだ!
●PART2 「誰もがやりたがること」と「やりたいこと」は違うと思うべし
●PART3 「過大」な欲望をもつのが人間というものだ
●PART4 「やりたいこと」がわからないのか? わかろうとしないのか?
●PART5 かなりやってみて、はじめて、やりたいことか、そうでないか、がわかる
●PART6 やりたいことがわかった、じゃあ君はどうするか?
●PART7 やりたいことを見つけた。心おきなくやった。じゃあ、どうなると思う?
●PART8 やりたいことは、君の前にいくらでも転がっているのだ。問題は、拾おうとしないことではないのか?
●PART9 平凡だが、「やりたいこと」を見つけるもっとも確実なことは、いま与えられている課題をしっかりやることだ
●PART10 やりたいことは、どんどん変わっていい
内容説明
「自分が本当にやりたい『仕事』はいったい何なのか?」ということについて、答えを出せず悩む人は数多い。「今の仕事は自分に合っていないんじゃないか?」、「もっといい仕事が他にあるんじゃないか?」などと堂々巡りしているのは、気分も重いし、人生にとって決して得策ではない。そこで、本書では、さまざまな事例をもとに、とりあえずの考え方・行動法をやさしく伝授する。文庫書き下ろし。
目次
1 「やりたいことがわからない」、だから、どうしたというのだ!
2 「誰もがやりたがること」と「やりたいこと」は違うと思うべし
3 「過大」な欲望をもつのが人間というものだ
4 「やりたいこと」がわからないのか?わかろうとしないのか?
5 かなりやってみて、はじめて、やりたいことか、そうでないか、がわかる
6 やりたいことがわかった、じゃあ君はどうするか?
7 やりたいことを見つけた。心おきなくやった。じゃあ、どうなると思う?
8 やりたいことは、君の前にいくらでも転がっているのだ。問題は、拾おうとしないことではないのか?
9 平凡だが、「やりたいこと」を見つけるもっとも確実なことは、いま与えられている課題をしっかりやることだ
10 やりたいことは、どんどん変わっていい
著者等紹介
鷲田小弥太[ワシダコヤタ]
1942年札幌市生まれ。大阪大学文学部哲学科卒業後、同大学院博士課程修了。三重県短期大学教授を経て、現在、札幌大学教授。哲学、倫理学を担当。「ヘーゲル『法哲学』研究序説」以降、スピノザ、マルクス等の西欧哲学思想を中核に、意欲作を発表。哲学こそ、森羅万象を対象とする好奇心の学であるとし、思考術、読書術、福祉論、歴史に至るまで、執筆ジャンルを果敢に広げている。著書は百冊近くになる
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感想・レビュー
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