ＰＨＰ文庫 わが子が幼稚園に通うとき読む本

森本 邦子【著】

ＰＨＰ研究所（2000/01発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 253p／高さ 16cm
• 商品コード 9784569573588
• NDC分類 376.1
• Cコード C0137

出版社内容情報

入園前後の不安・疑問が解消するアドバイス。　　「初めて」だらけの入園前後は、親も子も不安でいっぱい。園選びのポイントから親同士のつき合い方まで、豊富な経験からアドバイス！　　幼稚園入園は、わが子の成長にとっていちばん最初の大切な節目。どうすれば子どもの心を理解し、親も子も楽しい園生活を送ることができるのか？▼本書は、ボランティアの電話相談「幼稚園110番」を主宰し、心理カウンセラーとしても豊富な経験をもつ著者が、本当に子どものためになる幼稚園時代の過ごし方をアドバイス。▼「規則正しい生活を送っていれば、集団生活になじむのは簡単」「“早期教育イコール知識の詰め込み”は親の誤解」「登園を泣いてイヤがる子に“かわいそう”は禁物」「入園して指しゃぶりやオネショが戻ってしまった子にはスキンシップが特効薬」など、親なら誰もが抱く入園前後の不安・悩みの解消法を、具体例とともに紹介する。さらに、先生やお母さん同士の上手なつきあい方から能力を伸ばす家庭環境作り、精神的子離れのコツまで、親も一緒に成長するために覚えておきたい知識を満載。▼幼稚園の役割、家庭のあり方を再認識する書。　　●第1章　子どもが幼稚園で学ぶこと　●第2章　親と幼稚園の上手なつき合い方　●第3章　入園当初のトラブルにあわてないために　●第4章　子どものヤル気と元気の引き出し方　●第5章　父親の役割って何だろう　●第6章　成功する子どもと女性の自立

内容説明

「集団生活になじめるかしら」「早期教育って本当に必要？」「毎朝、登園を泣いてイヤがるから心配」―“初めて”だらけの入園前後は、親も子どもも不安でいっぱい。本書は、園選びの具体的ポイントから先生との上手なつき合い方、日常生活でのトラブル解消法まで、「幼稚園１１０番」の豊富な経験を持つ著者がアドバイス。子どもの心を理解し、楽しい園生活を送るために覚えておきたい知識満載。

目次

第１章　子どもが幼稚園で学ぶこと
第２章　親と幼稚園の上手なつき合い方
第３章　入園当初のトラブルにあわてないために
第４章　子どものヤル気と元気の引き出し方
第５章　父親の役割って何だろう
第６章　成功する子育てと女性の自立

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Kawai Hideki]

ちょっと読むタイミングが早かった。子供が幼稚園に通うようになって直面する、もろもろの課題やトラブルをどう受け止め、幼稚園の職員の方々と協力して、どのように解決していくか、が主眼の本。まあ、早かったとはいえ、半年後の入園式なんてあっという間か。父親の役割についての一章では、子供の言葉を通じて「家庭の中のお父さんのイメージ」が暴露されるのだが、「寝てばかり」とか「優しい人（＝影が薄い）」とか、耳に痛い、図星なポイントがいっぱい。あと、子供に依存しすぎないこと、社会との接点を持ち続けること、は大事だと思った。

2015/09/24

[二条ママ]

幼稚園に入る前に読むべきの本。幼稚園選びの話も入って、幼稚園側にとっての理想な親、幼稚園に起きるトラブルの対応法などが書かれてる。父親の役割も書いてあって、パパに読んでほしいが。

2014/12/28

[Azusa_F]

「幼稚園に通う時」云々というより「子供が3歳～5,6歳くらいの頃の関わり方指南書」という感じもする。外の世界を知る事で変わっていく子供に柔軟に対応する為の母親(&父親)心がけ書、的かも。それより何より「園に通うことで子供も変わっていくから、母親もまた自分を伸ばすために変わっていこう」という主旨の呼びかけには勇気づけられるね。「シュタイナー」「モンテッソリ」等幼稚園選びの時に踊る謎単語(!?)の解説も丁寧なので、近所の園が対応しているなら、目を通しておく価値はある。

2011/08/17