出版社内容情報
忘れていた宝物が見つかる、旅のエッセイ集 愛することも感動することも、みんな旅が教えてくれた??南紀白浜の海の色、冬の小樽と恋人の温もり……忘れていた宝物が見つかる本。 人間が一生のうちに訪れる場所は、生まれた時から決まっています。初めて行ったのに懐かしい場所があったら、そこがあたなの「もう一つの故郷」です??。 本書はエッセイ・小説執筆のかたわら、取材・講演で全国各地を訪れる著者が教える、旅の本当の楽しみ方。 旅先では、人、味、風景との運命の出会いがある。南紀白浜の砂の白さと海の透明感/迷子になった末にありついた小樽のホッケのおいしさ/雪の中でこそ実感できる露天風呂の暖かさ/ねぶた祭りのまばゆいばかりのエネルギーなど、小さな感動に出会えるヒントがいっぱい。 また、●人生と旅の基本は「行けばわかる」。地図はいらない ●さわってみないと本当の色はわからない ●靴は大破するまではく。ゲタ箱に並べて想い出にしよう ●お土産は二個。大好きな人と自分のために……etc.日常を離れたからこそ気づく大事なことを、教えてくれる。 自分を見つめ直し、新たな出発をしたい人におすすめの書。
内容説明
人は、二つの故郷を持っている。僕はまだそのうちの、一つしか知らない。人が旅をするのは、もう一つの故郷を探すためなのだ。もう一つの故郷を探す旅に出よう。そこに行けば、きっと思い出すはずだ。自分が一体誰だったのかを。旅をすると、さまざまな人に出会う。そして、最後に自分自身と出会う。本当の自分に出会う旅に出かけよう。それは奇跡への旅だ。
目次
色
触体験
再訪
地霊
生
靴
待ち時間
ゲタ箱
地図
迷子〔ほか〕